ブログを通して家族を思いこれからを考える

ペンシルママです。夏休みも近づいてきて帰省する日も近づくと、思い出されるのは故人のことです。そして家族のこと。今日はそんな思いについて書きたいと思います。

父方の親戚はあまり長生きの家系ではないようでした。叔父も祖父母も長生きではありませんでした。祖母はとても気丈で強くたくましかったですが、心臓発作で、ある日突然亡くなってしまいました。父の従弟は父よりも大分年下でしたが、数年前に突然心臓が止まり、亡くなったと聞かされた時はさすがにショックでした。亡くなる数か月前に法事でお会いして元気に快活に笑ってお酒を飲む姿を見ていたのですから・・。ほとんど話したことのない人でしたが、その出来事はあまりにショックで、「ある日突然死んでしまうかもしれない」ことを真剣に考えさせられたのです。

父も数年前に心臓の手術をしましたが、その時は病気ではなく、予防のための手術とはいえ、ヒヤッとしました。心臓が弱い家系かもしれないと知り、気を付けるだけでも日々の意識は変わってきます。ペンシルママもこれから年をとっても心臓は特に注意しておこうと思いました。

父は還暦を過ぎ、祖父が倒れた年齢を超えました。小さな持病はありますが、毎日元気に過ごしていることを聞くとペンシルママも安心します。きっと父自身ほっとしているのではないでしょうか。父はまだまだ元気に働いています。

ペンシルママの娘は、小さい頃をペンシルママの実家近くで4年ほど暮らし、父母と顔を合わせる機会が多かったにも関わらず、全く父に懐かず、話をすることもなく時を過ぎ、東京へ越してきましたので、少し心残りでしたが、何とようやく今になって、父と手をつなぎ、お話するようになり、懐いてきたのです。娘はもう小学生、おじいちゃんおばあちゃんの家に喜んで遊びに行くのはあと何年あるでしょう。1回1回の滞在を大切にしたいと思っています。父に果物狩りに連れて行ってもらうと楽しみにしている娘です。

夏になって縁日を見かけると、ペンシルママの幼いころのわがままを思い出します。当時「たまごっち」というおもちゃが爆発的な人気を誇っていましたので、お店でなかなか買うことが出来なかったのです。くじに沢山並ぶたまごっちを見て、どうしても当てたいと思い父に頼んで何度も引かせてもらいました。当時1回500円もするくじでした。「当たり」などほとんどなかっただろうくじで、今大人になったペンシルママはとても娘に何度も引かせる気にはなりませんが、そんなわがままを許してくれた父の寛容さを思い出します。後にお店で買えるようになった「たまごっち」ですが、何と2000円程の価格でした。くじを引いた値段の方が高くなっていたことに気づいて、子どもながらショックを受けたのです。この経験は私に、くじやらゲームセンターやら遠ざけるきっかけになったのは言うまでもありません。

父はあと何年元気に車を運転してお出かけに連れて行ってくれるのか、自分が年を取っていくのと同じように、両親も着実に年を取っていきます。こうして一緒の時間を過ごせる日々と大切にしたいと改めて思うのです。

ペンシルママも30代後半に入り、ブログを書くことで自分の人生を振り返る機会を得ています。人生も折り返し地点に入るかもしれないと思うと、悔いのない人生を歩みたいし、やってみたかったことは全部やってみようと思ったのです。

昨日ペンシルママは夫と話していました。
「私はゲームセンターとか子どもの時にあまり行かなかったから、行ってみたい。太鼓の達人とかダンスダンスレボリューションとかやってみたかったんだよね」
「じゃあ、行こうか!もっと年を取ったらますます行けなくなるかもね」

という会話ですが、子どもの時や若い時にあまりできなかったこともやってみたいですし、今のうちに行きたいホテルアフタヌーンティーに行っておこうと決めたのも、まだ元気で食欲もあり、紅茶を飲めるうちに行っておきたいと思ったからです。ペンシルママは既にもうカフェインを受け付けなくなってきました。午後にコーヒー紅茶、日本茶類を飲むと夜に眠れなくなったり夜中に覚醒して、その後数時間も寝れなくなってしまいます。午前中だとしても何杯も飲むと、動悸がしたり、そわそわしたりと症状が出てきます。好きだったお茶を何杯も楽しめるアフタヌーンティーも、楽しんだその夜は眠れなくなってしまいます。半分以上はハーブティーで占めているにも関わらず。

こうして時間は過ぎ、確実に昔の自分と変化を続けている訳で、今楽しめるものが将来も楽しめると限らないのだと痛感するのです。
精神科医の和田秀樹さんが老後の生活について書かれた本の内容がインターネットの記事に上がっていたので、何個か拝読しましたが、まだ若い(かもしれない)ペンシルママにもなんだか突き刺さります。

最初は故人について、それから家族について、最後は自分のこれからについて思ったことを書き留めてみました。


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