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発達障害は、当事者も親も気がつかない?! ①【再掲載】

過去記事を編集して、再掲載しています。続きものですので、しばらくお付き合い下さいませ。

(ΦωΦ)猫写真は最新ですので、過去記事ですが写真だけでもお楽しみ下さい。

発達障害は、まわりの人から理解されない、見えない障害だと言われます。

そりゃそうだ。だって、親も気がつかない。妻も気がつかない。本人も気がつかないのだから、まわりの人が気がつく訳がないと思っている。もちろん、発達障害には種類も程度も様々だから、割りと早い段階で、気がついてもらえる人もいることも確かだと思う。けれど、気がついていないと言う状況はこの世に無数に存在している。それは、本人も周りも。今回は、私が息子の発達障害の診断をうけるまで本当に気がつかなかった。そんな体験談をお話しします。

次男と夫は、発達障害の当事者ですが、家族全員、全く気がつかなかった。気がつかない事で、息子には辛い思いをさせてしまったと後悔もあります。診断がついてからは、なるほど確かにそうだ!と思う事も多く、そして、何より学校との関係性はとても良くなったので、やはり診断はありがたいです。

学校へ行けなくなってしまった息子を学校に行かせたいとは正直思わなかった。行けないものは行けないし、無理なものをねじ曲げたってしょうがない。だけれど、学校側はそうはいかない。どうしても不登校にはさせたくなかったようで、担任の先生と学年主任の先生が、我が家にやってきて息子が学校へ来るようにと説得された。

息子、小学一年生の1学期末のことでした。

『あと少しだから、学校へ来てちょうだい。ね!あなたは大切な子なのよ』

と、心にも無いような言葉を並べて担任は言った。毎日毎日、罵声を浴びせ、廊下に立たせ、ダメだダメだと四六時中怒られていた息子。クラスメイトにもからかわれ、どこにも彼の逃げ場はなかった。連絡帳はダメ出しの嵐。毎日毎日、私はひたすらに謝罪文を書いた。

学校へ行かせる必要など全く感じられなかった。休む必要があるとわかっていたのに、遅くなってしまった事をその時は後悔もした。だけど、息子はたいしたものだった。『もう行けない』としっかり主張してくれたのだ。立派な息子を持ったものだ。親がしてやれることなど、ほどんど無かった。

学校では上手くいかない息子だったけど、子育てで困ったと感じたことは無かった。うちでは、扱いにくいと感じることも無かったし、本人も家族もみな、彼を特別視するような事は無かった。子どもってそんなもの。この子はこういう子。そんな範囲に充分収まっていると思っていたから。

しかし、息子が学校へ行けなくなった事で、発達障害の検査ができるクリニックに行くと私は決めました。精神的な事が原因ではなくて、障害の事を調べようと思ったのには、訳がありました。

さかのぼること2年、彼が年中の頃、引っ越しを期に、転園したことがきっかけで、似たような事があったのです。新しい環境に馴染めなかった事で、担任の先生から、それはそれは目の敵にされて連日のようにダメ出しの嵐にあっていて、本人も私も毎日毎日、泣きながら謝っていた。

その事でこの子には、なんらか問題があるはずだ。保険センターで発達検査を受けてきてくれと言われ、言われるがまま保険センターで発達検査を受けることになりました。

保険センターでは、様々なテストが行われました。まだ小さかったせいなのかは分かりませんが、母子同室で検査は行われました。もちろん私は邪魔にならないところで見守るだけ。検査が一通り終わって、一つだけ私には気になった検査がありました。

様々なシチュエーションの絵の書いてあるカードを使って、これは何の事が書いてありますか?と言う出題に対して答えて行く内容に、何回出題されても、息子は人物についてを答えることはありませんでした。人が何をしているところなのか?を答えることはなかったのです。何度聞かれても、乗り物や背景、動物等の事を答えていたのが、とても気になった事を覚えています。

そんな息子が、最後に保険センターの専門医と面談をしたところ、医師を怒らせてしまったのです。検査中に、検査官さんが両手を出して、『指は何本?』息子『10ぽん』と言う出題がありました。それと全く同じ事を、医師からもう一度聞かれた息子は、むすっとして『10ぽん!』と怒り口調で答えたのです。息子にしてみれば、さっきも同じ事を聞かれた!と言わんばかり。それが、はなについたのだと思います。

その後、私が医師から伝えられた検査結果と面談内容は、

医師『この子は普通の子です。それなのに、のこのこと、こんな所までやってきて、なんなんですか?!園に迷惑をかけていることがあなたは理解できないのですか?私は医者ですよ!あの子の態度は何ですか!お母さんの説明の仕方が悪いから、躾にならないんです。お子さんの言っている言葉尻をとって説明してやらないとダメでしょう。』

またここでも、私は謝り続けるしかありませんでした。とても怒っていて威圧してくる女医さんでした。私が面談をしている間、隣で保育士さんに遊んでもらっていた息子を見ながら医師はこう続けます。

医師『大人が遊びに誘っているのに、断って遊ばないと言う。何度も誘ってようやくでしょう。そう言う所よ。』
『この子のお父さんはどんな人なの?』

私『息子と似ていてマイペースな所もあると思います。』

医師『あーなるほどね。大人はね、いいのよ。マイペースだったとしても、周りが気を使ってなんとかするでしょ。だけどね、子どもはそんなことできないんだからね!』
『園には、あなたが自分で今日の事を報告なさい。』

そう言って、検査結果の書かれた紙を渡されて、帰らされました。私の子育てがあまりにもまずいから、息子がまわりに迷惑をかけている。いや、迷惑をかけている事は充分わかっている。だから、ここへ来たのにアドバイスではなくて叱責をうけて謝るばかり、どうすればいいのだろう。何が間違っているのだろう。

それからも、園からはあっちへ相談に行け、こっちに相談に行けといろいろな所へ行くように言われましたが、どこへ言っても、息子に発達障害があると言う人はいませんでした。

転園してくる前の、年少の頃は息子の素行が問題になることはなかった。転園して二年目の年長の頃も問題と言うほどではなくなっていました。

そんな事もあり、ずっとはっきりさせたかった。一年生で学校へいけなくなってしまった息子はいったいどんな状態なのか。子育ての何が間違っていてこのような事態になるのか。どこかに問題をかかえているのか。障害なのか病気なのか躾なのかなんなのか。まずは一つ一つ、専門家の診断を受けてみたいそう考えたのです。ちょうど、そのクリニックは、小児専門のクリニックで、小児科も内科も精神科もあり、総合的な判断をしてくれるクリニックだったこともあり、検査依頼をしたのでした。

~To be continued~

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