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自己肯定感が低い、自信がない、と言う人。

こんにちは。和賀です。

私は自己肯定感という言葉が好きではありません。すごくよく出てくる言葉ですが、その本質的な事よりもどこか名刺代わりに使われているようにも思います。

友人が、マーケティング用語としか思えないと言っていて、確かにと思いました。そして、多くの人は自己肯定感が高いとは言わず、自己肯定感が低い、と言います。または、自分に自信がない、とも言います。

これ自体を否定するつもりはありませんが、疑ってます。この言葉を。

自己肯定感が低い、自信がない、は免罪符


自己肯定感が低い、自信がない、と言いながら静かにはっきりと自己主張する。または、自分の我を通すという場面をみることがあります。むしろ強いなとさえ思います。自己肯定感が低い、自信がない、は免罪符の様に使われていると感じます。

高い、低い、ある、ない、という言葉そのものにも私は違和感があります。あくまでも2つの解しかない。そんな事はないはずなのに、強烈な二項対立の構図になる。これがとても短絡的だし、面白くないと思うのです。

人間はとても奥深く、自分で自分のことをどれだけ理解できているのだろうと思うのです。しかも、自分を表現する時に、否定的な言葉を使う人が本当に多いのです。『私なんて』、などもよく聞かれます。これはきっと日本人らしい言動なのかもしれません。

でももうそれ自体、時代の変化とともに変わっても良いのでないかと思うのです。慎ましやかと、自分で自分を否定するとはイコールではないはず。

そして、自己肯定感が低い、自信がないという人の特徴として、優しくして欲しい、厳しい事は言わないで、というメッセージが含まれていると私は感じるのです。

それは、その人が選択していることなので、とやかく言う筋合いはありません。それでも、〇〇したい!本当はこうしたい!みたいなことを言いながら、行動はしない人が多いと思います。

自分の言葉で自分の行動を制限し、周囲には優しくして欲しい、となれば欲しいものはなかなか手に入らないと思います。

自分のことを自分で決めつけない


あなたは自己肯定感が高くて、自分に自信があるからよ、と言われますが、その通りなので否定しません。

否定しないと時々凄く嫌な顔をされます。
ここは否定するところでしょ、みたいな表情です。

さて、私自身はいつも自信満々かと言えばそうではありません。

自信満々なときは、とても多いけれど。
凄く落ち込んで凹む時だって、たくさんあります。

またはその間をウロウロとしていることも。

ある、ない、ではなく両方ともあって、
場面によって違ったり日によって違ったり、
グラデーションで色々です。

自分で自己肯定感が低い、自信がない、と言っている人も必ず自分を誇らしく思ったり、自分のことを大切に扱ったりしているはずなのです。自分のことを自分で決めつけない。”分からない”ことはたくさんある。

そのくらい、余白やスペースを持っておいた方が良いと思います。

自己肯定感が低い、自信がない、と言う言葉は、そのまま受け取らない方が良いなと最近は思うのです。

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話すことは、身体から離すこと。和賀でした。

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