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一流ゴルフ選手の奇妙な拘りから学ぶリーダーシップのとても大切なあり方

運動も兼ね、趣味がゴルフ。過去には偶然に同じ組になった方がボクが提携したかった会社の社長だったり(その後、提携できた)、そこで出会った方々と仲の良いお友達になったり、人工+自然のキレイなこぶしや桜、紅葉などを身近に見れ、運動(歩き回る・走り回る)以上の幸せがあり、続けています。

で、ゴルフ界では、米国時間の今日木曜から「マスターズ」と言われる、おそらく1年で一番盛り上がる超一流だけが参加できる試合が始まります。そこに選ばれている日系アメリカ人の一流選手(コリン・モリカワ選手)がいます。さて、この選手、パターと言われる試合で必須の道具を3つ持っていて、その3つの内からフィーリングが合うものを1本選んで試合に臨む、らしいのです。

でも、その3つが、なんと、見た目も、重さも、長さも、サイズも、とにかく何もかもが全て同じ3本、とのことなのです(又聞きですが)・・・。

で、これが本当の話だとして、え、どういうこと?ってなりませんかしら。違う3種から選ぶのではなく、同じ3本からどれかを選ぶ。自分ですら見た目はわからないのに。。。

一瞬考えてから、あ、なるほど、と勝手に納得したのです。自分を信じる・自信を高度化するプロセスを試合前に意図的に作っているのかな、と。試合前に非常に繊細なレベルで自分が「心地良い」状態をどんどん作っていこうとしているんだ、と。気になる点は極力減らす。その一つの過程。これを積み重ねていき、今日は心地良い、万全だ、自信が高まってきた、よし勝つぞ、みたいな気分にしていく。

こんなストイックで、自らの感覚を信じながら、色々と選択し、自信を高め、そして、本場で本領発揮するから強いのかな。

で、ふと自分と比較する。彼にとってはゴルフ場が本気の場。ボクにとってそれは会社。だから、会社に例えば二日酔いや体調不良、寝不足で来てるようでは一流ではない、プライベートでのイライラを持ち込んでも一流ではない。

彼がパターを選ぶように、ボクも体調良く、気分良く、好きな格好や道具、心の余裕で会社時間に臨まないとダメだな、と思ったのです。電車や渋滞で遅刻なんて恥ずかしい。気合いの入らないテキトーな格好もだめ。PCやiPadが不調とかはダメ。自分の心身が心地良く、自信をもってチカラを発揮できる万全でありたい、そう思ったのでした。

そして仲間にもそうあって欲しい。けれど、自分がそうでないのに仲間だけには強要できないし、イライラしたり怒ったり怒鳴ったり、あるいは飲み会等を強要したりして部下の心身の調子を崩したら本末転倒だ。

今まではこの観点を持ったことがなく、例えばアフター5の強要に代表されるような仕事外の押し付けは良くないな、と単純に思考せずに思っていただけ。だけど、この話で、自分は勝手に納得、腑に落ちた。仲間に仕事外の押し付けはすべきではないのだ。なぜなら、仲間には万全の体調・精神状態で一緒に仕事に臨んでもらいたいのだから。

ゴルフは原則、1人でやるスポーツ。もちろんキャディーさん、トレーナーさん、コーチ、マッサージ師さん、などサポーターは無数にいます。が、現場では1人でプレー。1人の万全で勝ちを追求。でも、会社は違う。複数でビジョンに向かって行く。みんなが万全だから、自信があるから、心地良い心身状態だから、だから、ビジョンに近づけ、社会に役立てる。

そう思ったのでした。


読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_83)



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