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指導者が悪いのか、指導される自分が悪いのか... 結果につながらない理由

昭和の日の祭日にちょっとしたゴルフの試合に参加するので、今日は練習に。でも、全然、上手くいかない。あれれ、前回は良かったのに。月に数回で腕前を維持できる訳はないのだけど。。。

で、近くに上手な知り合いが練習してた。ので、なんかボク変ですか?とちょっと見てもらう。自分で自分なんてわからないもの、です。

そして他者の視点は大切ながら、他者とのコミュニケーション、指導の課題、という正に人生・職場での悩みが再現されたのでした。こちらからお願いしたのに、勝手なものです。疲れたのでちた。。。

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1.まず、自分の思考通りにカラダは動かないし、自分を客観視できない。自分の脳みそとカラダの動きはシンクロしないし、自分が持つ過ち・欠点に自分で気づけない。だからアドバイスを求める。

2.でも、相手の主張が理解できない。「肩を残して腰から振らないとダメよ」って言われたけど、肩を静止させたら腰が動かない。「屁理屈言わない。イメージだよ、イメージ。深く考えたらダメ」なんて流される。指導者本人が理解できるのと相手が理解できるかは別問題です。。。


3.それに専門用語が多用され理解できず。「シャフトをSRにしたら。か、先調子か。あれ、それヘッドのライ角変えられるよ。ガチャガチャでハイヤー寄りにしたら。ロフト変えたら」。指導するなら専門用語をなるべく使わずに意味を伝えたい。専門用語の定義・意味を理解しているならばできるはず。実は意味を知らずに使っていることも多々ある。


4.そして客観と主観が異なり、何が正しいか混乱。ボールの飛んで行く方向や高さ、スピードが上手くいき出したので携帯で自分のスイングを撮ってもらうが、あれ?自分が思っている形ではない。結果が良くても、プロセスが良いとは限らない。単なる偶然の可能性がある。指導者も結果が良くなったらひと安心。自分のお陰だな、って。

5.でも、ちょっと待って。カメラが常に客観的な正しい証拠とは限らない。撮って貰ったボクのスイング動画と実際のボールの行方が合致しない。なんかおかしい。あれ、もしかしたら撮影位置がちょっと左過ぎただけか! ”真”後ろから撮ってもらうべきだった。動画だからといって正しい姿とは限らない。証拠なるものが常に正しい・真実とは限らない。指導者もそれに欺される可能性も。指導者も自分のことを客観視できないのだから。。。

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たまたまそこにいた知り合いに突然に指導を求めて、良い結果を期待する方がおかしいですね。わかっています。でも、こんなことが会社の上司・部下の関係で起きていないかしら。そう思うのです。上司と部下で教育の業務委託契約はありません。指導契約もありません。そして上司なだけで、指導者として適切かどうかは、なんとも言えないのです。上述のようなことが繰り返されます。。。

結局、他者の目は大切だけど、自分の努力なしでは何もできません。自分で考え、試してみて、考え、試してみて。。。これが大切なのでしょう。非効率ですが。。。上司には期待しない。。。



読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_99)


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