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かっぱさんの教育実践

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20年以上前から学んできて、「アクティブラーニング型」授業を実施しています。さまざまな演劇的手法を駆使し、さらにKP法やジグソー法等を組み入れ、「たのしく」「ふかく」「本質的な」…
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#アクティブラーニング

昨年度後半、中学2年生の社会を担当して

昨年度後半、中学2年生の社会を担当して

久しぶりの…

 久しぶりの中学校(中等学校前期)の社会科を担当させていただきました。昨年度前半期は、4年次(高等学校1年生)の物理基礎中心に担当していましたが、さまざまな都合により、後半期は2年次(中学校2年生)の社会を担当することとなりました(物理基礎担当に関しては「法政大学教職課程年報Vol.21」に報告を掲載予定です)。

手書きのコメント

 年度終了時に、担当した生徒全員から、カードに

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“問いストーリー”

“問いストーリー”

「おもしろかったです、ストーリーを感じたというか…」

 昨日は、同僚の先生が、ぼくの授業を観に来てくれました。観ていただいた時間は、全くいつも通りの展開の授業でした。そのときの授業は4年時生(高校1年生)の生物基礎。内容は「植生」の2回目。いつも通りに、「ホット・シーティング(演劇的手法の一つ)」から始まる「アクティブラーニング型授業」です。現在、この学年の授業では、AL指数を50~60%程度に

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教員向け公開授業

教員向け公開授業

‘教えない勇気’

 今回(10月22日)の授業(公開授業)は、演劇的手法(獲得型教育)とジグソー法を用いたSTEAM型授業の組み立てでした。ここで、いわゆる「アクティブ・ラーニング型授業」の効用を強く感じます。
 授業後の生徒たちの感想をみてみると、その効果は歴然としています。「たのしい」「学びが深まる」「教えあう機会」「自分の意見を言って、相手の意見を聞くことができた」「調べてきたことを共有」

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