マガジンのカバー画像

水平線に僕が立ったら

110
読み返したい、個人的に好きな記事を集めています。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

セックスとジェンダーの海に浮かぶ孤独なラッコとしてのわたし

セックスとジェンダーを思うとき、わたしのまぶたの裏にはいつも海が映し出される。その海の端…

伊藤チタ
3年前
84

素敵な夜に、僕もなりたい。

夜の道路に、満点の星空を見つけて、はしゃいで歩いた男がいた。 見とれてればいい、なんてか…

笑顔の面

お面ならたくさん持っている。怒りの面、悲しみの面、喜びの面。時と場合に応じて使い分けて本…

まっすぐな靴底で歩きたかった

階段を歩いているとき、前をゆく人の足元を見る。 スニーカーの靴底が、斜めにすり減っていた…

松永ねる
3年前
90

いつまでも、手を伸ばせば届く距離のままでいたいんだ

“人間として好き” って強いなぁと思う 同性でも異性でも。 そう感じられる人だからこそ、あ…

misaki
3年前
56

小数点以下の感情(0.999…)乙

メンソレータムを塗ったあと季節の裂け目にキスをする。 ドライフルーツが水分を思い出すとき…