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水平線に僕が立ったら

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2020年11月の記事一覧

セクシュアリティを決めないことにしたら、楽になった

こんにちは!菜子です。 私は、自分のセクシュアリティを決めないことにしています。 なぜか…

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月の裏には残らない

知ってしまったことは恐ろしくて、それでいてかけがえのないことだった。 貴方は思い出せます…

くユり
3年前
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身体的女性のわたしは、スカートを履いて男性性を表現したい。

わたしの中の少女が、可愛い服に執着している 断捨離をした。洋服を山ほど捨てた。だけど、捨…

よる
3年前
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あなたの夜とわたしの朝

あのくちびるを思い出していたら、いつのまにか日が昇っていた。マスクの先の、やわらかいくち…

矢原小春
3年前
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優しい時間

悩んでいるとき、誰かに話したくなることがある。 悩んでいるとき、誰にも話せないことがある…

つむぎ
3年前
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きみの瞳をまっすぐにみて、愛を伝える権利がほしい。

純愛が過ぎる映画、きみの瞳が問いかけているを観て感じたこと。ネタバレはありません。 最近…

雨葉
3年前
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感傷なんてもんじゃないけど

え?意外。二人は結婚するんだと思ってた。 午前二時、どこからか降ってきた声に抗うように、ニラを切る。ニラを切るのに必要ないくらいの力を込めて。ざく、ざく、ひとつに束ねられていても、ほら、いずれはバラバラじゃない。結局そうなんだよ。 ニラを切り終えて、玉葱の皮を剥く。鼻の奥がツンとする。持っているエネルギー全てを包丁を持つ右手に集中させて、玉葱を切る。ざく、ざく、五回ほど包丁をおろしたところでじわじわと涙が溢れる。ひとつを切り終える頃には、涙は頬を伝ってぼとぼととまな板にまで

息をするだけで生きた日々

「お願いだから死なないで。何もしなくていいから。息をしてくれるだけでいいから」 20年前、…

つむぎ
3年前
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また一つあなたを忘れる 前編

雪が外の地面を白く染めていく。私は寝過ぎて痛む頭で、ぼんやりとそれを眺めた。 「雪が降る…

春
3年前
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