大衆へ発信をするほど、才能は隠れられないと思った。-THE FIRST TAKEを聴いて-


yamaさんの「春を告げる」を聴きました。
YoutubeのTHE FIRST TAKEで。



聴き比べて、感動した


THE FIRST TAKEはいつもと違い、弦楽器とピアノを用いて、いつもよりもテンポはゆったりと、ジャズっぽく(音楽は好きだけど詳しくはないのでおそらくなんですが・・・)、ゆらめくような音質でした。
一人クラシックな茶色の部屋に、真ん中に椅子が置かれて、どこからともなく聞こえる歌を、優雅に聞いている。
そんなイメージが浮かび上がりました。

普段の曲は、もっとポップで弾けるサウンド。
聞いた瞬間にディスコにいるような感覚になって。胸の内から刻むようなビートがその部屋から出ても、余韻が残る。そんな音を楽しみながら、それでもその物語の中にいる本人は鬱屈とした生きづらさを抱えてる。ピンク色と灰色の混じり合う感触の中にいて、その中に時折見えるオレンジと黄色の斑点模様。
東京のネオン街に潜む楽しみとスリルと非日常を味わいながら、ただひたすらに自分の孤独を楽しむ。そんな印象でした。


だいぶ抽象的なイメージです。本当はもっと言語化したいのですが、すればするほど小説のように長くなってしまうので、是非自分の耳で確かめてください。


普段の曲も脳内でMVが出来上がるほどに、良曲でした(自分の心が反応すると、MVができがちですw)
ただ、THE FIRST TAKEを聞いた時、別の感動がありました。



SNSで免れない才能の発見


Twitterを始め、InstagramやTiktok。多岐にわたるSNSの活用によって
『才能はあるけれど、物理的制限や経済的制限によって塞がれていた壁』
そんな壁がなくなってきたなぁとこの曲を聴いて感じました。

今まで、埋もれていたとか、今までがそうじゃなかったとか、そういうことを言っているのではなく。地道に間違えずにひたむきに努力すれば、才能が開花する可能性が誰にでも訪れるなと思ったということです。
それは純粋に、才能のぶつかりあいになるため言い訳のできない厳しい状況になるという視点もありますが、誰にでもチャンスがあるということでもあります(ただ、アートとかは別次元です)。

発信をすればするほど、それがいいものであればあるほど、洗練されていればいるほど、簡単に大衆の手によって注目が集まるようになるなと直感で思いました。




受け手である私たちも手に入れやすくなった"ゆたかさ"


「ただがむしゃらに努力すればいい」わけではありませんが、
それでも香水で大ヒットした瑛人さんを例に、TiktokやYoutubeを活用してテレビに出たり、活躍している人も多いです。
だからこそ、自分のやることに目を向け、才能を磨くことが重要になってくると思います。それに加えてセルフブランディングも必須要素になってきます。


一方で受け手からしてみると、今回の私のように、ふと手にしたSNSで自分の心が震えるような、最高なものを手にしやすくなるということでもあります。
情報過多で氾濫する現代社会でありながら、その情報の取捨選択する力があれば私たちも、手に入れたいものを手に入れることが可能になりつつあります。

それは富でも名声でも、ゆたかさでも。


SNSの普及によって、才能は隠れられないなと思ったと同時に、
こんなにも近くに魂の震えるモノで身の回りが溢れかえってると思うと、
幸せだなと感じました。

いつかは自分が受け手から送り手に。
クリエイターとして、頑張りたいと思います。

それではmoimoi👋


今日は、この曲、鬼リピ確定ですw。

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