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”友達とは?”を考えることは”幸せにつながる”。Part.2

"2020.6.8"


あなたは”友達”。あなたは”友達ではありません”。

考えたこともない問い。
けれども、その境界線はどこにあるのだろうか。

私たちは、
誰を友達と思い、
誰を友達と思わないのか。

どのようにその境界線ができていくのか。

そんなことに少し、耽ってみたいと思う。

思った以上に長くなってしまったので、
Part.1 Part.2にわけて書いていきたいと思う。

今回はPart.2です。

***

Part.1のまとめ

友達の定義について

100人いたら100通り=人と異なって当たり前
自分なりの定義を持つことが大切
・ 自分の中で”友達とは”こうである。ということを今いる自分の友達の中から考える。
 <考え方>
 1-1. 今、思い浮かぶ友達の名前を挙げてみる=グループ化
 1-2. なぜその友達のことを”友達”と呼ぶか。を考えてみる=言語化
 1-3. 3年前(くらいでOK)の友達を考えてみる=再グループ化
 1-4. なぜその友達のことを”友達”と呼んでいたのか。を考えてみる=再言語化
 1-5. 1-2.1-4の言語化した部分から共通項を見出す=一般化

よければこちらから読んでみてください。

  この続きから書いていきます。

***

2. 自分の人生のどこに位置するか、位置してほしいかを考えてみる。


どんな人が”友達”だと思うか。
そんな答えが自分の中である程度固まったとする。

次は、その友達を”人生のどの位置においておきたいか”を考えていく。

というのも、
人生の中での重要度と優先度の階層において
”友達”も必ず位置付けられていくからだ。

人生のライフイベントと呼べる
高校・大学入学、就職、結婚、出産、退職。。。

など色々あるが、その中での友達のウェイトは必ず変わってくる。
経験則的には、様々な体験をすればするほど、
冒険的な性格の人は友達の階層は下がる傾向にあり、
保守的だったり、協調的な性格の人の友達の階層は上がっていく傾向にある。

その人の性格、体験してきた経験の多さ、深さ、そしてどのくらいライフイベントに直面してきたかによって、
友達の階層は非常に上位下位に変動しやすい。

だからこそ、”あなた”の友達の優先順位を決めておくべきである。

私は、友達は大切だと思うが、仕事よりは・・・
私は、友達は大切だと思うが、趣味よりは・・・

そうやって、友達はどのあたりで自分の人生に影響を与え、
意味づけをしてくれるのか。
丁寧に考えていくことをオススメする。

結局それが、自分の幸せの価値を形成するからである。

「友達の価値を決めるなんてなにを言っているんだ!」
そう思う人もいるかもしれない。
そういう人はきっと、友達に恵まれており、
いい人間関係を気づいてきたのだと思う。
また、人生において、人から影響を与えてもらうことが多く、
それが同年代が多い可能性が高い。
さらに、裏切られたことや自分と意に反したような行動を取ってくる人が少なかった、または忘れている経験が多かったことも考えられる。

逆に、簡単に人生の中での友達の階層を決めることができた人は
ある程度冷淡な思考を持ち、自分の中でなにかしらの感情を揺さぶる大きな経験があった可能性が高い。

今書いた私の説明は、簡潔に伝えた場合であり、
本当はもっと深みのある話になる。
これだけでもこんなに文章が長くなるのであるから、もっと奥深い。


伝えたかったのは、
自分の人生において、
”友達”の定義、
”友達の考えがどこまで自分に影響しているのか”
考えてみていって欲しいと思う。


***

友達の定義をなぜするのか


結論から言うと、「幸せになるため」である。

自分の人生を生きるのは自分だけ。

人生の中で変動するものがいくつかあり、それによって私たちは感情の起伏が起こる。
例えば、”地震や津波のような自然現象”。”生と死”。

これらは私たちがコントロールすることはできない。
そこに哲学や意味づけをして、合理的に考えるしかできない。
そうしないと、起きた現象に対して、自分がどうしてこうなってしまったのか。
説明ができないからである

そして、もう1つ変動するものがある。

それが人間関係である。

自然現象も、生死も、人間関係も、
私たちのコントロールのできない、変動値である。

その中でも生死や自然現象は
「まあ仕方ないか。」で済まされる思考ができるが、
人間関係は、自分の思い通りにできると考えている節が人間にはある。

なんであいつはあんな行動をするんだ。
言うことをきてくれないんだ。
分かってくれないんだ。

こんなことを思ったことは誰しもあるだろう。
この感情が動いている時点で既に、自分の意図に合わせて思い通りに動いて欲しかった。と言う考えが潜在的に内在している可能性がある。

本来人間関係は、コントロールできないもの。


まずはそれを理解していく必要がある。

それが分かってからがスタートなのである。

そして、人間関係の中の1つで大きなウェイトを占めるのが、
”友達”である。

変動値の中の、人間関係。
その中の大きなウェイトを占める”友達”。
ここをコントロールできないものと手放す必要がある。
そうすることで幸せになれるのだが、
そのためにはまず”友達”を定義していく必要がある。

幸せになるために、友達の境界線を引いていく。
定義の理由はここにある。


***

定義は人生のうちに何回変わってもいい


人生に多くのライフイベントがあるように、
人生では多くの人と会う。
自分の価値観の異なる人と話すこともある。

そうやってライフイベントが起こるたび、
価値観の異なる人と会うたび、
友達の定義が揺るがされることもある。

定義がずれてくる。

違和感が出てくるかもしれない。

そんな時は思い切って、定義を変えてしまってもいい。

それは仕方のないことであり、我慢するよりは素直で、
変更した方がその後の人生に深みが増す。
経験したことで、”あなた”に深みが増す。

だから遠慮なく友達の定義を変えていって欲しい。



***

この記事(Part.2) のまとめ

自分の人生の人間関係をどこに位置するかを考えてみる。
前提として、人間関係は変動しやすくコントロールできないものとして捉えておく
友達の定義をすることで幸せにつながり、人生の定義は何回も変えてもいい

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Part1.2のまとめ

友達の定義

100人いたら100通り=人と異なって当たり前
自分なりの定義を持つことが大切
・1. 自分の中で”友達とは”こうである。ということを今いる自分の友達の中から考える。
・2.自分の人生のどこに位置するか、位置してほしいかを考えてみる
・友達という人間関係は変動しやすくコントロールできないものと認識する
・友達の定義をすることで”幸せになること”とつながる
・人生で”友達の定義”は何回変わってもいい

少しでも参考になってもらえたら嬉しいです。



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以前の記事(Part.1)についてはこちらから読めます。


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