Chie_Matsui
美術作品の中で使ったメモ書きや制作中に書いた短いエッセイなどです。作品画像の一部と一緒にお楽しみ下さい。
美術についてかきます。時には真面目に、まさにノートをとっている気持ち。
発表する時は、画廊や美術館、その場に関わる方々と今やメールでのやりとりがほとんどになりました。フォルダーの中に埋れてしまいがちな、思いを書いていきます。
まだまだ紙媒体が盛んだった頃に短いエッセイを書いたものを読むと、あれまあ恥ずかしいことです。少し直したり変えたりして掲載しています。これからのものは、また別マガジンを発行予定ですのでどうぞお楽しみに。
「どうして期日前にならないと、制作できないのか」 自分に甘く他人に辛くを戒めるべく、日常のさめざめを呟きます。
おもての、どまには たたみのへりから、あなたの足がほんの少しだけ見えていて 足のゆびのつめ…
「初期の作品は、絶対に大事だから置いておくのですよ」と静かに語った彼女も、当時の作品を…
この先に一歩出てゆくために振り返る。 こちらは、展覧会が終わって、アパシー状態に入っ…
順序立てて書いていこうとしたが、いつも通り出会ってしまったところから、書き留めておく…
国の有名なお宝の、伴大納言絵巻を初めて見た。会場に入ると、壁面のガラスケースの中のわず…
「関西の80年代」展開催に伴って、現代美術で使われる「インスタレーション」という言葉につ…