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Kayの読書

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#読書感想

[Kayの読書]子どもが体験するべき50の危険なこと

[Kayの読書]子どもが体験するべき50の危険なこと

危険なことは体験してみないとわからない子どもは、保護者から「危ないからやめなさい」と言われても、やめない。

なぜなら、それが、なぜ、どのように危険なのかを体験していないからで、それを正しく体験できるように導いてくれるのが本書であり、著者がこの本書を書いた目的でもあります。

この本には、例えば、「ドライアイスで遊んでみよう」だとか、「ガラス瓶を割ってみよう」だとか、危険な体験の提案50個が紹介さ

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[Kayの読書]測りすぎ★★★★☆

[Kayの読書]測りすぎ★★★★☆

測定執着というパワーワードこの本は、世の中のあらゆる組織にはびこる実績評価のための「数値測定」がもたらす弊害について、実例を用いて詳細に分析、解説された本です。
組織を管理する有能マネージャー(自称)は、部下の売り上げ数、部下が出した不具合の数、部下の残業時間、部下の技能熟練度を数値化したスキルマップ、何でもかんでも測定して美しいグラフを作成して仕事をした気になってしまう、これを本書では「測定執着

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[Kayの読書]ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー★★★★☆

[Kayの読書]ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー★★★★☆

色の違いがどうしても目につく人のための本同じ色の集団の中に違う色のものが混ざっているのが苦手でどうしても目についてしまう、そういった方にぜひ読むことをおすすめしたい本です。

この本は、アイルランド人の配偶者と英国に住み息子を育てる日本人女性が、多様な文化の中で暮らし子育てをする中で起こる「日常」の出来事が描かれたノンフィクションです。

ただ、それらの「日常」は、僕ら日本人が経験している「日常」

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