出る杭になろう
他の人が気付かない細かなことに気付いちゃったり感じすぎたりして、時に爆発してしまうHSPさんたち。
他の子は気にしてないみたいだけど、私は気になって仕方ない。
なんでみんな、平気なんだろう?腹立たしいのは私だけ?
う〜ん、みんなホントにそれで良いの?私は違うと思うな。
などなど、細かいことに気付いて頭の中で分析しまくってしまうので、疑問、悲しみ、怒りなどで頭の中が忙しい。
グループ意識の強い日本では、周りと協調性を持たないといけない、出る杭は打たれるという雰囲気なので、なかなか他の人と意見が違うとしても、言いづらい場面が多い。
私はいつからか、おかしいと思うことは先生だろうが誰だろうがハッキリ言ってしまうたちだった。
納得いかないことを、なかったこととしてスルーできない。我慢してしまいストレスになって爆発したことが何度もある。
でも、悲しいことに、そんな子供は先生たちにとっては厄介な出る杭なんですね。大人の言うことを素直に聞かない子供。
不良少女ではなく、逆に、やたらと正義感の強い部分があった。
筋の通らないことにはハイと言わない、いじめっ子や、ずるい人や、理不尽なことを見て見ぬふりができない。
そんな私を唯一伸ばしてくれたのは、不登校の後に転校した中学の、破天荒なタイプの美術の先生だった。先生は私の良さを見抜いて、たくさんチャンスを与えてくれた。
今の時代は段々と、個性を伸ばすこと、他より秀でた何かを身につけることがいかに大切か、が注目され始めているようだ。
私がもし教師だったら、出る杭タイプの子の方が興味がわくだろう。
勇気を持って、自分の意見を言えて、すごいじゃないか!と褒めてあげたい。
人と違う感じ方ができるって、実はすごいことなんだよ。気付きすぎてつらい、私もそう思ってたことがあるけど、今は、この感性を大切にしてる。
みんなと同じじゃ面白くない。何でも"YES!"と答えるのはやめよう。
繊細に感じとった気持ちを大事にしよう。
みんなと違う、出る杭になろう。
©︎Bohemian Wonder
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