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老化の原因?!砂糖にまつわる食事のお話。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トレーナーの島脇です。

突然ですが、砂糖は好きですか?

とても美味しいですよね・・!!!

私も誕生日やクリスマスなど、イベント時にはスイーツを楽しんでいます。たまに嗜好品として食べる分には問題ないですが、日常的にスイーツや砂糖の入った飴、キャラメルなどを食べると体に悪影響を与える原因になります。

と言うことで今回は、砂糖が及ぼす体への影響をテーマにお伝えします!

この記事がおすすめの方
・甘いものが好きでつい食べてしまう
・体のコンディショニングを食事からも改善したい
・日常的に食事で気を付けることが知りたい

砂糖を食べると体に何が起こるのか?

まずは、砂糖が体にどんな影響を与えているのかを知っておきましょう。
砂糖を食べることでどんな反応が起こっているのでしょうか?

まず、私たちの体にとって素早い栄養源となるのは糖質です。
その中でも砂糖はブドウ糖の次に吸収が早い物質で、食べると数分で血糖値が上がってきます。

この「血糖値」こそ、砂糖が体にとって悪影響を与える理由とも言えます。
体内で起こっていることを以下に説明しますね。

砂糖を食べる  血糖値を上げるサイン(アドレナリン)がたくさん出て、一気に血糖値が上がる  急に高くなった血糖値を下げるためのサインが(インシュリン)多量に出る  インシュリンの効果で優先的に砂糖をエネルギーとして使いはじめる

このような仕組みで、体内では血糖値の急上昇・急降下が起こってしまいます。とにかくホルモンがたくさん分泌されてしまうので、無駄遣いをしていることにもなります。

血糖値の急変動は心身に影響を与える

血糖値は急に上がると急に下がるという性質を持っています。
そのコントロール時にかかる負担は肉体的なものだけではなく、気分の落ち込みや気分が悪いなど精神的にも影響があります。

寝ても体がだるい・・の原因は砂糖かも?

もし、寝る前に砂糖を食べると、夜間低血糖が起こってしまう可能性もあります。
夜間低血糖になると、睡眠の質が下がってしまうため、朝起きた時になんだかだるい等の不調として現れやすいです。

糖は悪玉菌の餌になる

さらに、砂糖により腸内環境が乱れてしまうことも分かっています。
体調管理において食事療法は有効ですが、その際に重要なのは腸内環境を整えることです。
砂糖を日常的に摂取していると、糖が悪玉菌の餌にもなりやすく、腸内環境のバランスが崩れ代謝や排泄にもマイナスの影響を及ぼしてしまいます。

老化を止めたい!そんな時は

突然ですが、AGE(最終糖化産物)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
AGEは体に炎症反応を起こす物質です。
砂糖を食べると血液中で糖とタンパク質が結びついてしまい、その際にAGEが発生します。
たくさん砂糖を摂ると、その分タンパク質との結びつきも増えるため、AGEもたくさん発生し体内で炎症を起こしやすくなってしまいます。

その影響もあり、砂糖を定期的にとっていると、体の糖化反応が起きやすくなってしまいます。
糖化反応とは、動脈硬化を起こしたり、老化の原因にもなります。
コラーゲンとの関係性もあり、しわ・しみ・たるみなど、皮ふに大きく影響を及ぼします。

最近お肌の調子が悪いな・・と思った時は、砂糖をたくさん食べていないかチェックをしてみると良いかもしれません。

サプリメントの効果を最大限にするために

普段サプリメント(ビタミン・ミネラル)をとっている人もいるでしょう。
その場合は、砂糖を取りすぎることで、代謝の際にビタミンを多量に使ってしまうのでせっかく摂取しても効果が半減してしまいます。
されに代謝の過程で、一部のアミノ酸を使ってしまうため、低タンパク状態の原因にもなると言われています。

せっかくの栄養素を、体に効果的に摂り入れるためにも砂糖の量には気をつけたいところです。

健康的な食生活を始める第1ステップ

砂糖が体に与える影響、あまり嬉しくないものばかりですね・・。

ここまで悪影響があると知ると、できるだけ摂取は控えたいと考える方も多いと思います。しかし完全に断つのは難しいですよね。
特に和食ではお料理の中にも入っているので、意外と食べてしまうものです。

ですから、食べ物から砂糖を全て無くすというよりは、使うもので工夫するのも有効です。
例えば、糖の吸収度が少しゆっくりである色のついた砂糖をお料理に使ってみたり、アガベシロップなどで代用すること検討されると良いでしょう。

ただし、人工甘味料については、ごく少量で甘みを感じやすいので使用を推奨する情報もありますが、体のことを考えるとできるだけ避けたほうがベターです。

飲み物からの摂取にも要注意!

意外に砂糖が入っているものとしては、スポーツドリンクがあげられます。

運動時は必要な場合もあるのでケースバイケースですが、普段生活の中で飲む場合は注意が必要です。

スポーツドリンクには500mlに対し角砂糖10個分の砂糖が入っているものも・・!

インシュリン抵抗性について

日常的に砂糖を食べる習慣があると、体内でのインシュリン抵抗性が下がってしまいます。
抵抗性が下がるということは、インシュリンが効きづらくなり血糖値コントロールに不具合が生じてしまうことを意味します。

進んでしまうと糖尿病の原因にもなりますので、もし日常的に甘い飲み物を飲む方は意識されるといいでしょう。

日本人は欧米人に比べてインシュリン抵抗性が下がりやすいという研究もあります。
体質に合わせて、体が喜ぶ食事を選べると良さそうですね。

まずは今より減らしてみる

砂糖は、エネルギー的に疲れた時だけではなく、精神的に疲れた時にも欲しくなることもありますよね。

どんな時も禁止してしまうとストレスにもなりかねませんので、状況に合わせて上手に付き合っていきましょう。

ですがあくまでも嗜好品という考えを持っていただけると健康的な食事が摂りやすいのではないでしょうか。

まずは今より減らす。そんな取り組みをしてみましょう。
そうすると、体が楽になったり、調子の変化を感じることが出来るはずです。

その変化が、ご自身の健康をよりサポートしてくれるきっかけになりますので、ぜひ意識してみてくださいね。

まとめ

・砂糖は血糖値の急上昇、急降下を起こす
・ホルモンを多量に使うので、体に負担がかかる
・腸内環境バランスが崩れてしまう
・糖は老化の原因にもなる
・食べ物だけではなく、飲み物にも意識を向ける
・まずは今より減らす気持ちで取り組みましょう

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BODY DIRECTOR所属トレーナー 木村美穂

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