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【島脇整体LABO】4月実施報告

おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トレーナーの島脇です。

毎週火曜日20時15分より開催中の「島脇整体LABO」。
4月の実施報告をいたします。

どの回もとてもインテンシブな時間で、楽しく過ごしています。
LABO参加者には、体にまつわるお仕事をしている方だけではなく、これから仕事にしたいと思っている方や興味のある方にもご参加いただいています!

▼島脇整体LABOのメンバー募集について

▼島脇整体LABOって、どんな場所?

4月5日:ストレッチ


ダンス歴があり、柔軟性が高い方に被験者となっていただき、施術練習をしました!
柔軟性が高い方への施術難易度は高い傾向にありますが、一つ一つ噛み砕いて実践することできちんと効果が期待できます。


①パートナーストレッチ
・触診後、評価を言葉で表現する
 そうすることで、お客様自身が体の状態を把握しやすくなります。

・第一バリア、第二バリアを意識する
 ストレッチをすると、一回引っかかりを感じる場所とその次に引っかかりを感じる場所で感覚が2段階に分かれます。その境目を意識することで施術を受けている人も「ストレッチしている」感覚を持ちやすくなります。

・リラクゼーションだけでなく、可動性を広げるリリース感を意識する
 関節可動域が広がっていくイメージや感覚を持ちながらストレッチすることで、機能の改善を促します。

②圧反射
・手指の使い方 自分の体重をどのように使えば指先で効果的に力をかけられるか考える
 不必要な力を使わずに体に触れることを意識します。

・自分の感覚を磨く(押し込むのではなく、クライアントの身体、気持ちをイメージしながら施術をする)
 シンプルに「押す」だけでは効果は最大限表れないことが多いです。
 相手をより多角的に見ることが大切です。

・筋肉は一方向からだけでなく複数方向からアプローチするとより緩む
 筋肉の性質として、一つの方向の動きが改善されるとその他方向の動きも改善されやすいというものがあります。その点においても、体をより立体的に捉えてアプローチすることで効果をより高めることができます。

ポイント
・上手になるには施術時間を長くすること。できるだけ多くの身体を触ること。
・クライアントの満足度は、「その方が感じる」課題・症状が解消されたかによる。
・自分の出来栄えではなく、クライアントの感じ方を優先する。
(アセスメントの段階で、言葉で伝えておくと良い)
・施術時の姿勢:身体に対して垂直に、真上から/全身を使って力をかける 
ようにすると少ない力で疲れずに 施術を行うことができる

4月12日:圧反射

チャレンジ
一手ごとの感覚を手掛かりとし、施術箇所ごとに刺激時間/強度/技を調節する。
・触診時に、筋肉のどの層(表層・中層・深層)につまりがあるかを確認する
・深層に効かせるためには、指先を用いた(施術面積の小さい)施術をする
・リリースする必要がない場所への刺激は、不快(べたべた触られている)に感じられるので注意する

このチャレンジをすることで、アセスメント精度向上や合理的に施術を組み立て、短時間で完了させるスキルが高まっていきます!


ポイント
〜島脇整体で用いる技術「圧反射」について〜

島脇整体では、現代人が抱える身体不調の根本原因は脳疲労・ストレス・自律神経の乱れでありると考えます。
これらの根本原因を効率的に解消する技術として圧反射を用いています。
(ここで考える「現代人」とは、デスクワーク中心の仕事をし、身体の活動量がさほど多くない生活を送っている人を指します。
対照的に、スポーツ選手などの身体を使う職種では、身体の特定の部位が疲労する・身体反応が鋭敏であるため、患部への直接的なアプローチを行うことを選択します)

特に脳疲労へ有効なアプローチとして、①頭部の施術②身体への圧反射(痛覚を中心とした強い刺激)が挙げられます。
②の圧反射が有効なの理由は、身体への鋭い刺激を経由して脳への何らかのポジティブな反応(臨床経験より)が起きていると考えられ、施術後のクライアントから頭がすっきりした/視界が開けるといった感想を聞くことが多いためです。

4月19日:リリース

この日のテーマは「部位ごとにリリースする」でした!
各部位をリリースすることで全体がリリースされるようにすることを目的に実践練習を行いました。

まず、異常部位の確認をします。
視診によりアライメント(姿勢)のチェックから始めました。 
掌の位置、腕の曲がり具合、皮膚の色など・・視覚情報からわかるものを取り入れて評価をします。

次に、触診にて筋肉の張り(身体の張り)や、ジョイントプレイ、関節可動域の制限、背骨の弾力などをチェックします。

触診(施術)の順序としては、末端から触っていくことをお勧めします。
その理由は、施術を受ける人の安心感を高めやすく、全身にもアプローチしやすいためです。

①足首、足指
全身を効率的に緩めることができます。特に下半身全体や胃腸系に有効です。
②膝下、膝裏
③股関節

特に外旋・内旋の可動域を確認しておきましょう。
④脊椎、腰椎のアライメント
身体の力が強いクライアントに対しては、力で筋肉を緩めようとせず、自律神経を通じて脳に働きかける施術を選択すると効果が出やすいです。
クライアントの身体感度(施術に対する身体反応)を考慮しながら行います。
骨格の位置を元に戻すことで、多くのトラブルは解消する傾向にあります!


4月26日:島脇整体の原理

島脇整体の原理
1.身体は全体が1つの器官である
2.全ての細胞はホメオスタシス(回復する力)を持っている
3.異常部位は機能と形態のどちらか、もしくは共に乱れている状態

上記原理をイメージしながら施術する時間として実践しました。

アセスメントとして視診・触診を行い、施術へ移ります。
アプローチする部位は足首、膝下、滑液包、股関節の外旋/内旋として練習スタートです!

下腿でも前脛骨筋は消化器と関連が深い部位のためリリースが重要です。
しかし、痛みが出やすい部位なので注意しながら行いましょう。


ポイント
・異常部位は関節可動域なのか、形状なのかを見極める
・被験者と対話しながら練習する(刺激の強さ、痛覚の位置、心地よさなど)
・痛みはフェイクである可能性があり、周辺部位を点検し、つながりを想像しながら身体全体をリリースする

以上が、4月の島脇整体LABOの実施記録です。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


島脇整体LABOへのご参加方法

・体を触る練習相手がいない
・技術練習がしたいけど練習場所がない
・一緒に学ぶ仲間が欲しい
・相談できる先生が欲しい
・アドバイスを受けながら学びたい

など、体を触るスキルアップにご興味がある方は、こちらよりご参加チケットをご購入ください。次回開催は5月24日(火)です。



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