五感を生かして、いい人生
目に飛び込んでくる映像、耳に入ってくる言葉、鼻に突き刺さる異臭。
与えられるがままの情報がスマホやパソコン、近くの他人からやってきて、それを真実と受け止めて疑わない…。
大丈夫なんでしょうか?
ある意味「感覚の鎖国状態」に陥っているように思えます。
まだテレビもラジオもなかった時代。一般市民は他の国がどうなっているか?なんて、知りもしなかっただろうし、そもそもあまり関心がなかったのではないでしょうか?
でもきっと。今の時代の人よりも「想像力が豊か」で「感性が高かった」んじゃないかと思います。
耳『聴覚』を使ってみましょう。
耳って聞くものですが『言葉』を頭の中に取り入れて、その意味を理解するだけのものではありません。『音』を聴くことができるものですよね。
ピーポーピーポー聞こえたら、それが何で、どっちの方で、どれぐらいの距離にいるか大体分かりますよね。
チャリーンって聞こえたら、それが硬貨であって、何円玉か聞き分けることはできますよね。
気づいていないかもしれないけど、私たちは生活の中で「耳を使い続けて」います。寝ている時は目は休んでいても、耳は起きているようにも感じられますね。だって目覚ましが聞こえるんだから…。
近くの人の表情を見てみましょう。後ろ姿でもいいです。何か聴こえてきませんか?
遠い空を眺めて、あの人は今何をしているんだろう?って思ってみましょう。何か聴こえてきませんか?
自分の胸に問いかけてみましょう。
「言葉」を使わずに。意味を深く考えすぎずに。
何か聴こえてきませんか?
この世はなんでも。聴こうと思えばなんでも聴こえます。
それが仮に「想像の声」だったとしても。
まずは言葉を選ぶ前に
聴こえてくるものに『ココロの耳』を傾けてみましょう。
to be continued...
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