シェア
bocchi|箸休めnoter
2024年5月3日 15:20
先日読んだ『目的への抵抗』(2023.4出版)から遡って、2013.9に出版された『来るべき民主主義』を読んでみました。副題に「小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題」とあるように、著者が地元、小平市の道路計画見直しを求める住民運動に参加する中で、民主主義とはなにか、議会制民主主義の問題点はなにかを考察した内容です。いろいろな提言がありましたが、興味があった「ファシリテーター」について
2024年4月13日 18:39
國分さんの本を読むのは初めてです。副題に「シリーズ哲学講話」とあったので、読みやすそうな印象でこちらを選んでみました。目的への抵抗、ってどういう意味だろうと思っていましたが、読んで納得。「目的」を「手段」を正当化するためのもの、と捉えると、目的が必然の世界はとても息苦しい世界です。そこからはみ出ることが人間の自由である…といった内容です。こう書くのは簡単ですが、そこに至るまでの思考の跡はと