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2023年「双極性障害ながはま」として開催報告&思い

11月の開催は諸事情により

ぼちぼちいこか、ぼちっとな共に

直前の中止となりましたが


10月、12月には

それぞれの茶話会を開催することができました。


お馴染みの方も

初めましての方も

心寄せてくださった方も


どうもありがとうございました。


まだまだ周知されておらず

参加者の皆さんに満足していただけているのかは

はなはだ疑問ではありますが


少人数だからこそ話すことができた

という有り難い声もいただき


無理なくできる範囲で

これからも続けてゆけたらと

思っています。


参加してくださる方の

害にはならないように

を常に念頭に置きたいと思います。


これまで

主宰の思いなどは

わけあって敢えて

SNSに載せてきませんでしたが

少しだけ書いてみようと思います。


🍀🍀🍀🍀


精神科医療はとても不思議な領域だと思います。

DSM、ICDなど診断基準はあるものの


精神医学、心理学、分子生物学、神経学などとの関わり合いが深い分野で


実際の診療では


個人クリニックの場合

治療者によって

その治療の礎にするものが結構異なるなぁ


というのが実感です。


専門家である医師であっても

捉え方や視点が大きく異なる


そんな診療科は他にない気がします。


入院施設のある大きな病院では

概ね、診断基準に沿った薬物治療のみの場合が多く

大体同じような診療を受けることができますが


短い診療時間では

薬の処方のための簡単なやり取りのみで

終わってしまうことも多いような気がしています。


※もちろん例外はあります💡


双極性障害/双極症は

薬物治療、心理教育の両輪が不可欠とされています。


個人的には

それに加え

双極性障害/双極症を発症するに至る過程で


本人が抱えてきて困難さによって

そこへのアプローチも重要な場合も多いような気がしています。

(薬物治療を有効にするために)


発達特性、境界知能、PTSD(複雑性PTSD含む)、アダルトチルドレン、物質依存などなど。


入り口が何であれ

当事者が求める治療への何らかの糸口となるのであれば


回り道に思えても

それがベターなのかもしれないと思っています。


ところが

病院の数が限られた地域では


自分の受けたい治療に辿り着くことが

難しいという実態があります。


医療へのアクセスはよいとは言えない。


この病気の場合

状態によって、または抱えている困難さからくる特徴によってなど

ドクターショッピングをする方も多いので

自分の求めてる治療を模索することには注意も必要ですが


そもそも選択肢がほとんどない地域もあります。


何年も治療を受けてはいるけども

生活の質は一向にあがらない。


かと言って

他にやり方が見つからず


それを繰り返すうちに

障がいの受容は進まず

負のスパイラルから抜け出せなくなる


そんなこともあると思います。


そんな生活の中で

社会との繋がりや接点が失われ

更に負のスパイラルは加速していくように思います。


一方で

双極性障害/双極症は

データにもよりますが

日本では100人に1人はいるとされています。


決して珍しい病気ではない。

知り合いに何人かはいるものです。


ところが

オープンにしづらいので


他にこんな人、こんな家族なんていない


と思いがちでもあります。


実際は結構いるものです。


せめて

前提の話抜きで

同じ立場の者同士

気負わずに話せたり

病院と家以外に出掛けられる場があったらいいかもしれない。


そんなことから

この茶話会を始めてみました。


もう少し形を変えていくかもしれないし

もうしばらくはこのままかもしれませんが


細々と続けていきながら

私自身がこの双極性障害/双極症というものについて

学びを深めたり


自分という人間についてや

夫との関係だったりを


改めて俯瞰する機会にもなっており


とても感謝しています。

本当にありがとうございます。


こんな拙い私ですが

これからも

どうかよろしくお願いいたします。




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