見出し画像

ぬいぐるみの誕生日を祝う

こんにちわーに。ぬいぐるみブロガー、Rin(リン)です。

今日は、我が家にとって大切な記念日である。ぬいぐるみの誕生日だ。我が家には20人以上のぬいぐるみがいるのだが、そのなかの2人のライオンが、7年前の今日、生まれた。
ひとりは"ボブ子"、もうひとりは"ボブ三"。ふたりは、双子なのだ。

ぬいぐるみの誕生日といっても、実際のところ、私は、厳密な定義を決めているわけではない。この2人の場合はというと、事実、私RIn(リン)の前に来てくれたのはたしかに7年前の8月のことだった。日付は正直、記憶が曖昧だ。たぶん、中旬頃、ということくらい。ただ、都合が良いことに、当時も今も一緒にいる私のパートナーの誕生月が8月なので、同じ日にしとこう、というかなり安易な決め方をしたものだった。

それはそうと、我が家のぬいぐるみたちは、誕生日を心待ちにしている感じをすごくアピールしてくる。

すでにひと月前から、カウントダウンが始まる。つまり7月の中旬のことだ。
「ねーねーねねー!!!あとひと月で、おで、7才になっちゃうよぉ、おで、7才のオニーィーさんになるんだよ!すごくない?!」

葉月朔日(8月1日)になると、歌を歌いだす。
「ハッピーバースマァンス(Happy birthMONTH)、ボォブこぉー!」🎵
「ハッピーバースマァンス(Happy birthMONTH)、ボォブぞぉー!」🎵
そう。誕生月をずぅっと祝い続けるというのが我が家のスタイルだ。つまり、8月は、朔日から晦日まで毎日が誕生日みたいなもので、"ボブ子"と"ボブ三"強化月間なのだ。

誕生日当日の1週間前になると、さらに歌詞が変わる。
「ハッピーバースウィーク(Happy birthWEEK)、ボォブこぉー!」🎵
「ハッピーバースウィーク(Happy birthWEEK)、ボォブぞぉー!」🎵

そして、昨日のこと。つまり、誕生日の前日のこと。テンションは最高潮だ。
誕生日イブを、できる限りのごちそうとアルコールでお祝いしながら、午前0時を待つのだ。

そして。
ニンゲンたちは、午後23時55分頃から、GPSソーラー対応のデジタルウォッチを腕にはめて、ソワソワしはじめる。
誕生日を迎える主役の彼らのみならず、他のぬいぐるみのみんなも一緒に抱っこして、皆でカウントダウンをするのだ。

「5…4…3…2…1…おたんじょうび、おめでっとーーーー!」

クラッカーこそ鳴らさないが、私と家族はぬいぐるみのみんなを抱きかかえて、大きくジャンプする。

「おで、7才になった!」
「アタクシも7才よ。」

"ボブ子"と"ボブ三"はそうやって満7歳を迎えた。昨日の夜はテレビを見ながら夜更かしをして、瓶の底に残ったワインまで飲み干してから、みんなで眠りについた。

さぁ。今日は彼らの誕生日当日。
朝はちゃんといつも通りに早起きをして、さっさと身支度を整えている。毎年恒例の、スタイル。"ボブ子"はカチューシャ、"ボブ三"はサングラスをかけて、他のぬいぐるみのみんなからお祝いのコトバをかけられていた。

"ボブ子(左)、ボブ三(右)。双子のライオンだよ"
"他のみんなからお祝いのコトバ"

いま。夕方4時をまわった。これから、私は今晩の夕飯の買い出しに行くのだが、家計の懐事情は厳しい。すでに今月の予算は半分以上消化してしまっている。なにせ、この8月の前半で、"ボブ子"&"ボブ三"強化月間によるちょっとした出費が重なっている。
「"ボブ子"さんの好きなブドウ、買って帰ろうか。」
ニンゲン同士の会話でそうやって、普段買わないものがカゴに追加されてきたからだ。

ハテ・・・。今夜は本番。どんなごちそうを用意してどんなお祝いをしたら、彼らは楽しんでくれるのだろうか。
そして、強化月間は、まだ残り半分ある。

ぬいぐるみの誕生日を祝うのも、なかなかに大変なのだ。
まだまだ、誕生祝いは続く・・・。

「ハッピーバースマァンス(Happy birthMONTH)、ボォブこぉー!」🎵
「ハッピーバースマァンス(Happy birthMONTH)、ボォブぞぉー!」🎵

Rin(リン)

Blog "Bob in Camp Green"
Twitter @Rin04995780
Instagram rin_bobingreen




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?