見出し画像

れいわ新選組代表山本太郎、子宮頸がんワクチンそのものを否定して、フェイクニュース飛ばしてしまうなんて政治家失格である #れいわ新選組には入れない方がいいんじゃね

子宮頸がんワクチン騒動から数年。山本太郎氏はやらかしていました。

これは2019年10月の話ですが、
山本氏が子宮頸がんワクチンそのものの否定をやらかしたせいで、ネット上で騒ぎが起こりました。

「人体実験してんじゃねーよ」れいわ新選組・山本太郎代表、子宮頸がんワクチンを語る(2019年10月18日)〜堀江貴文氏も議論に加わる

れいわ新選組代表の山本太郎さん、元秘書のはたともこさんの説「子宮頸がんワクチンは全く必要ない」を紹介してしまう

山本太郎代表の演説については、1時間18分50秒からご覧ください

動画

書き起こし


書き起こしを見ていただければわかりますが、山本代表の演説には更新された資料を使わず、古い資料によるミスリードや明らかなフェイクが見られます。

あと、山本代表は副反応について「子宮頸がんワクチンを受けた人たちのグループ」と「子宮頸がんワクチンを受けてない人たちグループ」を比較調査したデータを示していません。

WHOによると、
・子宮頸がんはワクチンで制圧可能であることが膨大な数の接種でわかってきた。エビデンスが得られた。
・HPVワクチンは安全
・ワクチンは80ヶ国で使用されている

日本では毎年1万人が子宮頸がんに罹患し、
3000人が命を落としているとあります。

WHOの見解

厚生労働省でも弱めですが、趣旨は一緒です。

厚生労働省ー
ヒトパピローマウイルス感染症(HPVワクチン)

HPVワクチンに関する情報提供について 平成30(2018)年1月

そして、

・効果はかなり高く。大半は予防可能である。
・完全ではないので検診は必要
・ワクチンは子宮頸がん予防に必要最低条件
です。
・接種を進めていくなかで効果があることのエビデンスが積み上がった。

子宮頸がんワクチン否定の根底には「我々人間にはワクチンによって国家に管理されているんだ、WHOや外国の製薬会社(グラクソスミスクライン社など)に体や心を牛耳られているんだ。ワクチンは殺人兵器だ」
「大きなものや力のあるものに支配されたくない気持ちをもとにした不当な恐怖」「支配や恐怖から逃れたい」「医者や医療(利権のために)殺されたくない、不当に支配されたくないと思いすぎる」
「ワクチンは人口を減らすための凶器だ」と言う陰謀論や価値判断があるんだと思います。これでは現実を検討できませんよね。


子宮頸がんワクチン騒動の原因は
情報と制度の不足がありました。
陰謀論を唱える人はその穴を巧みについたのです。

ハフポスト「子宮頸がんワクチン訴訟」で明らかになった「情報」と「制度」の不足
子宮頸がんワクチン訴訟、問題解決に有効とは思えない。

北米では子宮頸がんワクチンの研究が進み、世界中で接種や普及が進んでいますが、日本は遅れています。

北米でのHPVワクチン効果と、HPV関連がん予防から取り残される日本

そして、陰謀論を垂れながし、接種を妨害することは結局、子宮頸がんに苦しみ・命を落とす女性を増やすと言う女性差別構造の強化でしかありません。社会の破壊行為なのです。陰謀論は人を殺します。子宮頸がんワクチンで薬害を理由にして陰謀論やフェイクを飛ばし、要らないと言う行為は薬害の被害を簒奪(被害者を利用)する行為ですし、子宮頸がんで苦しむ患者と医療関係者に対する侮辱で許されないものです。
何より、この発言は、ワクチン全否定する人を大喜びさせる効果があります、日本のいわゆる「反ワクチン運動」の入り口が子宮頸がんワクチン反対運動になってしまっています。

内海聡-ワクチン不要論
山本代表は後に袂を分かちましたが、反ワクチン運動の代表格内海聡氏と対談をしてします。
内海聡-ソフトキリング
ちなみに、内海聡は人種差別主義者=レイシストで有名です。
閲覧注意-内海聡の人種差別発言

山本太郎氏はこの時点で政治家失格です。

最近自民党の三原じゅん子議員(彼女自身子宮頸がんサバイバー)がワクチン推奨を再開するようにやっていくと宣言しました。私は支持します。重篤反応に対して対策、ケアの体制を進めつつ推進体制を構築するべきです。将来、男性にも保険適用してほしいです。女性にウィルスをうつしたくないですし、ヒトパピローマウイルスは男性にも影響があるので。

ワクチンを受けるのは権利であり、山本太郎代表のような言説は人権侵害であることは明白です。反子宮頸がんワクチンに関してはこれに女性としての権利の毀損が加わり、命が毀損されていますから、二重・三重の罪です。



山本太郎さん、れいわ新選組にはこの宣言の撤回を求めます。はっきり言ってこのままだと政治家失格です。

2020年12月2日、コロナワクチンを無料にするための法案が可決しました。


ところが、ワクチンに対する信頼が日本はそんなに高くありません。

コロナワクチン接種「同意」日本69%、副作用懸念…インドや中国は9割近く同意(読売新聞オンライン) 



新型コロナウイルスのワクチンは今までではあり得ない技術を使って、今までではあり得ない速度で実用化されようとしています。安全性に対する不安は理解できます。

そのような状況でれいわとワクチンに関して私が恐れていた状況が出始めています。反コロナワクチンの言論(デマ)がれいわ支持者から出始めているのです。

コロナワクチンに関するデマチラシをれいわ新選組支持者らがつくって配っています


もし、コロナワクチンで重篤な副作用や副反応がでたら、世界中で反ワクチンデマ運動が広がるでしょう。れいわ新選組は子宮頸がんワクチンデマに加担した前科がありますから、乗っかってしまうリスクがあると私は考えています。

山本太郎氏はコロナワクチン無料化に反対の意思を示しています。子宮頸がんワクチン接種開始時の騒動を持ち出して。

山本太郎氏は「コロナワクチンは必要ない」というリスクは低いが山本がこれから慎重さに欠いたメッセージをだしたら、反ワクチン陰謀論者が喜び反ワクチン陰謀論が活性化してしまうリスクを私は否定できません。


山本太郎とれいわ新選組のほかのやらかしは

こちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?