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30代会社員

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最近の記事

親が死ぬ、その瞬間も生活の中にある

結構頻繁に、親が他界したあとのことを考える。 今はまだまあ一応元気だと言えるけど、 それぞれ持病や身体の不調はあるし、 20年後には80代だ。 最近は自分よりも上の世代の方たち、とりわけ60代以上の方を見ると、 「この人は年齢的に親を亡くされている可能性が自分より高い。それだのにこの瞬間、こんなにしっかり生活していてすごい。」 などと思ってしまう。 実際にその方が親御さんを亡くされているかはわからないが、生物学的な観点で(?)考えるとそういうことになる。 また、親御さんと

    • 毎日とにかくやると

      2021年の夏にBTSのファンになってから、 韓国語を勉強し始めた。 大学時代は別学部の日本語教育プログラムに申し込み学んでいた。 「言語」というものへの興味は高い方だと思う。 そんな私は韓国語をきっかけに言語への熱が再燃。 それまで勉強してはやめ、してはやめしていた英語も、 試行錯誤しつつ毎日勉強できるようになった。 今はスペイン語とヒンドゥー語もちびちびと勉強している。 私がなにかを達成しようとするうえで大事(だと勉強し始めてから気づいた)なことは、 「遥か先の大き

      • back to blue side

        2021年にbtsのファンになってから、 韓国語の習得を始めた。 文法に似ているところが多く 響きが似ている言葉も多いのでやはり英語より入ってきやすい。 4月のTOPIKⅠを受けることにした。 私は正直、 無意識レベルで「韓国は永遠に自分にとって一番遠い国であるだろう」と思っていたし btsはずっとすごく苦手だったから 今の状態は革命のようなものです。 今の自分にとっては、 生きる喜びへの渇望を絶対に忘れちゃいけないと思い出させてくれる、 そんな存在です。 もしこれからフ

        • sigur rosがやっぱりいい。

          久しぶりにsigur rosを聴いている。 sigur rosは、好きすぎてというか聴くと自分が心の深く繊細な部分にどんどん入っていくので、たぶん会社員になって少ししてから怖くて普段はほとんど聴かないようになっていた。聴いたあと社会生活に戻れるのかな?自分の日常に失望したり、自分をコントロールできなくなっちゃったりしないかしら?みたいな怖さ。そういうのありませんか? でも今日久しぶりに聴いたら、もちろんどんどん自分の心の深いところに入っていくんだけど、それがものすごく気持ち

        親が死ぬ、その瞬間も生活の中にある

          表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

          若林正恭。私は彼が大好きです。 かつては、少し偏屈なものの見方で、世間にいくばくかうまくなじめない人という印象があり、そんなところに自分を重ねていた。私は自分自身をいわゆる世間一般と比べて”ずれている人”と感じていて、それはどうしようもなくこわいことだった。若林さんは私がひた隠しにしたい部分を世間に露呈してくれる、少し意地悪な言い方をすれば世間知らずな子どものような人でもあり、自分と世間を少しだけ繋いで生きやすくしてくれている存在でもあった。 それから彼は少しずつ変化してい

          表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んで

          「lalaland」にもう一度近づく。

          数年前lalalandを観た。映画館で、たぶん合計5,6回観た。観るたびに嗚咽するくらい泣いた。自分でもちょっと引くくらい泣いた。同時に、「この映画をいいと思えない人とは分かり合えない気がする」という少し横暴な考えを持った。 夢を追いかけて、挑戦してはうまくいかなくてぼろぼろになる。心が動く方を選択する。自分はできる。できる。できない?いや、できる。たぶん…… 大学のときの自分の気持ちを思い出しながら観ていた気がする。彼らの芸術に対する絶対的な信頼。それを感じたことがうれし

          「lalaland」にもう一度近づく。

          今があるということは

          キナリ杯の締め切りが迫っている。 やばい。ぎりぎりにならないとやらない癖が出てしまった。 そもそもこの賞を知ったのは締め切りの3日ほど前だから、しかたないかもよ? と自分に言ってみた。 とはいえ土日めちゃめちゃ時間あったよね。その間に家でウイスキーのコーラ割りとか作って飲んじゃって眠くなってめちゃめちゃ昼寝とかしちゃってたからね。 と、自分が言ってきた。 この2日間、キナリ杯に参加しようと、2つのテーマで途中まで作ってみていた。 ひとつは、高2のときに精神的にやられて

          今があるということは