「lalaland」にもう一度近づく。

数年前lalalandを観た。映画館で、たぶん合計5,6回観た。観るたびに嗚咽するくらい泣いた。自分でもちょっと引くくらい泣いた。同時に、「この映画をいいと思えない人とは分かり合えない気がする」という少し横暴な考えを持った。

夢を追いかけて、挑戦してはうまくいかなくてぼろぼろになる。心が動く方を選択する。自分はできる。できる。できない?いや、できる。たぶん……
大学のときの自分の気持ちを思い出しながら観ていた気がする。彼らの芸術に対する絶対的な信頼。それを感じたことがうれしかった。自分も同じ情熱がある気がした。

最近、当時の自分と今の自分が別人になってきているように感じることが増えてきた。
命が燃えるような感動が少なくなってきた。
悲しみも喜びも手からするりと抜けていくことが多くなった。

私、前の自分と分かり合えなくなってしまうのか?

自分の心を死なせたくないよ。あの映画に感動して引くほど泣いてしまう自分を失いたくないのよ。
そのためにどうしたらいいかわからないけど、わからないなりにここに書いてみようと思った。思えた。まだ死に切ってない、たぶん。
絶対に生き返ることを、ここにひっそりと宣言する。

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