逆引きでスポーツのパートナーシップ提案を考える。
自分は横浜FCではマーケの責任者をしていますが、営業こそマーケ視点がなければ良い提案はできないし、経営や組織づくりも課題抽出、プランニング、ストーリーを描くといったことが必要だと思います。
代理店時代に自分の管轄する部署で、世の中に出ているプロモーション事例を逆引きで課題設定、目的、実施に至った背景を考えてどういう提案書だったかつくってみるというのをやっていたことがあって、真面目にやっていたメンバーはすごく提案力がついたのを思い出したので、スポーツのアクティベーションでも同じことをやってみようと思いました。
(これは広告代理店の新卒とかは絶対やるべき)
スポーツがB to Cのメーカーと違うところは関わる対象が①メーカーと②エンドユーザーだけではなく、①メーカー②エンドユーザー③クラブ④サポーターと、関わる対象が多いのでそれぞれの思惑が合致する提案が価値を生み出す。
リバプールFC & 日本ハム
目的
ゴールは商品展開時の海外での認知を構築しておくこと。そのための認知拡大。
課題の設定
マッチする露出先の模索(ターゲット&イメージ)
→パートナー
アプローチ
[リバプール] フードバンクを通じた社会貢献(食の提供)がしたい。
[日本ハム] 「食」と「喜び」をテーマに地域への支援を手伝うことで、海外への認知活動したい。
フードバンクという、サッカー以外に提供できる価値を与えられる活動がリバプールにはあった。いきなりパートナーシップを組んでくださいではなく、クラブにあるこのノウハウ、活動を活かして、パートナーシップを組みませんか?と言える価値をつくる。その活動となる事業連携の動きが先で、まずはクラブとしての価値(メニュー)をつくる必要があるかも。
(フードバンク自体は日本的では無いかもしれないけど、小学生や親が働きに出ている家庭への自宅弁当の配達などは可能性がありそう。)
フードバンクの支援をすることで、海外のリバプールサポーターは「リバプールを支えてくれている企業」として「日本ハム」を認知する。
アクティベーションの広がり
パートナーシップの形を拡大させていくと、、、
[サポーターへの認知の浸透のため]
・ユニフォームへの掲出(広告価値)
[手法]
・イベント(マラソン大会)での商品サンプリング(体験機会の提供)
・選手を起用した商品展示会(認知価値)
・スタジアムでの飲食の提供(体験価値)
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よろしくお願いします🙇♂️