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起業と転職の掛け持ちのメンタルを支えるものが3つある

 自分軸に立って「起業」と「転職」を掛け持ちますと1週間ほど前に書いた。記事では格好いいことを書いているが、内心は不安でいっぱいであるし、心の浮き沈みが激しい時もある。そうした私のメンタルを支え、気持ちを開放し、前向きにさせてくれるものが3つある。

その1

 その1が、朝の6時25分~のテレビ体操(ラジオ体操)である。
 テレビ体操は、運動の三要素である有酸素運動、筋肉トレーニング、ストレッチがベストミックスで組み合わされている。夜のあいだに凝り固まった体をほぐし、血液と酸素の循環を活発化し、筋肉を鍛えてくれ、健康の維持・増進には良いはずだ。と同時に、夜から朝にかけてどんなに落ち込んでいて、寝覚めの悪い夢を見たとしても、新鮮な空気を吸いながら全身を動かすことで、凝り固まった心もほぐしてくれ、一気に気分が晴れて、前向きで明るい気持ちになる。
 人によって効果に違いがあるかもしれないけど、気分が落ち込んでしょうがないという方は、一度、テレビ体操の効果を試してみる価値はあると思う。

その2

 その2が、59歳から始めた大人のピアノの練習である。
 テレビ体操と朝ご飯のあと、8時前から9時前までの約1時間、ピアノに向かっている。今は、Amazing Grace にチャレンジしている。超初心者にとっては結構難しい課題曲だけれど、練習している間は無心になれるし、とても気持ちいが良く、楽しい。在職中は、毎朝1時間、ピアノの練習をするというような贅沢はできなかった。59歳からピアノ始めたきっかけや経過は下記に書いたとおりだが、今は、あのとき思い切ってピアノを始めていてよかったと、心から思う。

その3

 その3は、1分間の呼吸瞑想である。
 9時前後になってから、鎌倉の円覚寺管長の横田南嶺老師の「毎日の管長日記と呼吸瞑想」というYoutubeチャンネルを拝聴しながら、家の中の掃除をしている。横田老師といえば、臨済宗妙心寺派の高僧であり、円覚寺のお仕事、修行僧への指導、花園大学総長としての仕事など本業がありながら、毎日欠かさずYoutubeで法話を発信し、さらに対談や講演、執筆などもされている。禅宗という伝統と最近のテクノロジーを結び付けて、現代の課題に正面から取り組んでおられることに心から尊敬と共感を持っている。
 「毎日の管長日記と呼吸瞑想」でお話されている法話もとても良いのだが、法話の後に呼びかけておられる約1分間の呼吸瞑想がとても素晴らしい。大地にしっかりとお尻を据えて、肩の力を抜いて上半身をリラックスさせ、まずは「ハッーーー」と息を吐きだす。このときに、同時に胸の中にある思いや煩いもついでに全部掃きだしてしまう。すると、次の瞬間、朝の新鮮な空気が体内に入ってきて、全身を覆いつくす。すると、「ありがたいなうれしいな」という気落ちが自然と湧き上がってくる。
 それは、何も神がかり(いや、仏がかり?)の作り話ではなく、マインドフルネスなどでも効果が検証されている。

粛々とやるべきことをやる

 ということで、現時点で私としては、毎朝のテレビ体操、ピアノの練習、1分間の呼吸瞑想を通して、心を落ち着け、自分の目標を向けて、焦らず、騒がす、今やるべきことを粛々とやっていく・・・という気持ちになっている。

 それと、私の判断や決意を励まし、いろんな形でサポート頂いている多くの皆さんのおかげである。心から感謝する以外の言葉を見出せない。

 これからも、不安や紆余曲折があるとは思うが、この調子でやっていきたい。

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