-Blue Gangsta-

マイペース高3。ベイスターズとサカナクションが大好き。 ロック史不定期で連載中。

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  • ロック史

    個人的な主観でロック史を製作中です。

最近の記事

サカナクション"turn"全曲レポ(ネタバレ大有り)

サカナクション2年ぶりのツアー、 SAKANAQUARIUM 2024 "turn" 幕張メッセ公演2日目に行ってきた。 初の生サカナクション。 3年前にミュージックを聴いて衝撃を受けて以来、何でもっと早く気付かなかった、と後悔しながら全アルバムを聴き漁ってきた。 昨年一郎さんとトークイベントで握手。 音を浴びる前に本人に触れてしまったという。 本ツアーはSPEAKER+という(詳細は割愛)、爆音なのにクリアに音が聴こえる最強システムで行われる、恒例の赤字覚悟気合

    • ロック史#6 : ヒッピー衰退と原点回帰

      学校が始まると投稿ペースが減りますな…。 前回はこちらから。 60年代の後半は英米でヒッピー・ムーブメントが起こり、ドラッグの蔓延によるサイケな作品がロックの可能性を広げました。 今回は1970年前後のお話。 ロックの起源に立ち返る サイケブームと同時に、ロックの起源であるブルースやカントリーに回帰しようとする動きが起きます。 バーズは68年に加入したグラム・パーソンズの提案によって、サイケからカントリー・ロック路線に変更します。 カントリー・ロックの代表的なアル

      • ロック史#5 : サイケデリック・ロック

        前回はこちら。 1964年からブリティッシュ・インヴェイジョンとよばれるUKロックバンドのアメリカ進出が大成功し、再びロックがチャートを賑わせるようになりました。 今回は1966年以降のお話。 ヒッピー・ムーブメント ヒッピーとは、既成の政治や価値観に反抗する、いわゆるカウンターカルチャーの一角で、愛と平和をモットーに人それぞれの自由な生き方を尊重する英米の若者たちのことです。 ・マリファナやLSDは自由にヤリます ・Hもあちこちでヤッて良いです ・みんなで集まって

        • ロック史#4 : イギリスvsアメリカ!ロック合戦

          プロ野球開幕。やっぱり野球って最高。 前回はこちら。 50年代末にロックンロールは衰退し、60年代からより幅広い意味をもつロックとして、自ら曲を書き歌うアーティストが増えました。 今回は英米ロック合戦の開催です(?)。 ブリティッシュ・インヴェイジョン ビートルズのアメリカ進出 UKバンドのアメリカ侵略が始まったのは1964年。 イギリスで売れに売れたビートルズは、1964年1月「抱きしめたい」で全米1位を獲得しアメリカに進出。 2月に名物音楽番組、エド・サリヴ

        サカナクション"turn"全曲レポ(ネタバレ大有り)

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        • ロック史
          6本

        記事

          ロック史#3 : ロックンロールの衰退と転換期

          格付けチェックでSOPHIAさんの演奏を聴き分けられませんでした! それでも信頼してくれる方のみご覧ください…。 前回はこちら。 チャック・ベリー、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリーをはじめとする、ロックンロールのレジェンドをザッと紹介しました。 しかし時代の流れは早く、あっという間にロックンロールの衰えが始まります… 次々と姿を消すロックンローラー まずは1957年末。 パワフルな歌唱でお馴染みのリトル・リチャード、当時25歳。 「俺ちょっと牧師になる

          ロック史#3 : ロックンロールの衰退と転換期

          ロック史#2 : ロックンロールの天才達

          初回となった前回は、 ・黒人たちの労働歌からブルースが生まれる ・カントリー、ジャズの登場 ・ブルースがアメリカ南部から徐々に広まる ・ジャズやブルースにエレキが取り入れられる こんな感じの内容でした。 今回はロックンロールの大流行時代を紹介します。 "人種音楽"から"R&B"へ 背景として、前回もチラッと挙げた黒人の大移動によって、ブルースがアメリカの中部〜北部にも広まっていきます。 1930年代から50年代にかけて、ラジオ、レコード、テレビ、と音楽を家で聴くこと

          ロック史#2 : ロックンロールの天才達

          好きなアルバムジャケット10選/洋楽編

          SING2は何回みても良い。良すぎる。 邦楽編はこちら。 今回はその洋楽バージョン。ロック主義脳になりかけてるのでほぼロック。 Wish You Were Here / Pink Floyd アルバム・ジャケットといえば、のヒプノシスによるデザイン(『狂気』『原子心母』など殆どのジャケットは彼らによるもの)。 プログレってよりアートチックなジャンルだから、ジャケットにも芸術性が増してくると思う。 映画のワンシーンを切り取ったかのようなインパクトのある写真と、サウン

          好きなアルバムジャケット10選/洋楽編

          ロック史#1 : ブルースとエレキの登場

          サムネがあまりにも渋い。 高校生なので無知なことばかりですが、 自分の知識量の範囲でやってみます。 ロック史といいつつも、今回はロックの誕生まで辿り着きません(!)。起源的な話なので、サクッといきます。 ロックの起源は、 ・ブルース ・カントリー ・R&B 主にこの3つで間違いないと思います。 ブルースとR&Bは黒人の、カントリーは白人の音楽。人種の壁を越えたジャンルといえます。 ブルースの誕生 ブルースは19世紀後半ごろに、アメリカ南部のアフリカ系アメリカ人に

          ロック史#1 : ブルースとエレキの登場

          好きなアルバムジャケット10選/邦楽編

          こないだのハモネプの決勝レベル高すぎてブチ上がった、痺れたなー。 個人的にカッコいいな、と思うアルバムジャケットを整理してみる回。まずは邦楽。 あ、ちなみに誰がデザインしたとかそういう知識はゼロです。直感のみ。 High Time / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT やっぱこれよ。断トツ1位。 黒ずくめの覆面男がスーパーマーケットで仁王立ち。 明らかな変質者なのに、ジャケットにされるとなぜかたまらなくカッコ良い。 画質の感じが如何にも90年

          好きなアルバムジャケット10選/邦楽編

          サマソニ第1弾アーティスト聴いてみた

          ようやく発表された最初のラインナップ。 ネットの反応を見ると結構良さげか。 私はどちらかというと、ビートルズからオアシスあたりまでの古めが好きなので、最近の注目アーティスト的なのは全く疎い。 高校生なんだけどネ。流行りにとことん弱い。 洋楽に詳しいのか詳しくないのか分からない中途半端な人間なので、知識を蓄えるためにも全組1曲ずつだが聴いてみることにした。 Måneskin 唯一数曲知ってるアーティストなので、好きな曲を。 イタリア出身ということで、英米以外では初

          サマソニ第1弾アーティスト聴いてみた

          家で観たSMTOWNレポ

          EXOもSHINeeもなしか… と思いつつも、なんだかんだ最高という結論に至るのが毎年の恒例である。 1日目と2日目でセトリ変わらず。 ジャカルタの1グループ約4曲ずつじっくり見れる構成も神だし、むしろそっちのほうが好みかもしれないけど、 日本のコラボを多めに入れてくるのも悪く無い。 ということで記憶の限りレポ(というか感想)。 1.NASA - NCT WISH 〜挨拶〜 2.HANDS UP - NCT WISH デビューおめでとう。 RIIZEをようやく

          家で観たSMTOWNレポ

          情報量が多かった水曜日

          サムネは今日のSMTOWN LIVEより。 K-POPの大手事務所SMエンタ所属のみんなが集まってワイワイする年一の楽しいコンサートのこと。 明日のオンライン配信を購入したので、今はそれが生きがい。 僕は高校生なのだが、東方神起やSJといったおじさん達を推している(EXOも大好き)。 近年K-POPは日本でも大いに盛り上がっているので、NCT、aespa、RIIZEあたりがSMを盛り上げてくれているのは有り難し(上から目線)。 セトリを確認してしまったが、割と盛り上

          情報量が多かった水曜日

          生き方を考える

          2024/02/18 サムネは見てのとおり、一郎さんのポスト。 昨日の深夜の生配信は、掃除機レビューから哲学の話から、かなり幅広く、それも熱く語ってくれた。 一郎さんのアーティスト脳がだんだん活性化しているのだと、勝手にそう感じて嬉しくなっている。 生命って何だろう、意識って何だろう、って考えるときない?、と一郎さんは言ってたのだけど。 自分もそういう抽象的で、そもそもすぎてどうしようもないことをよく考える。 自分で自分を肉眼で見ることはできないんだ。 とか。

          生き方を考える

          2024/2/17

          サムネは来日したロッテのソト。 "ロッテの"ソト。 寂しいな、、、 ソトは僕の最推しだし、これからもそのつもり。 でも、ロッテでどんな成績を残そうが、ベイスターズのソトが1番好きだ。 叩かれるのを見るのは嫌だから、ちゃんと活躍してほしいけど。 サマソニのアナウンスは水曜日か。 行ったこともないのに、行く金もないくせに、毎年ラインナップは楽しみにしてる。 洋楽は広ーく浅ーく勉強中である。 レッチリのライブもめっちゃ興味あるけど、サカナクション当たったし、厳しい

          2024/2/16

          サムネは「最強のふたり」って映画。 アマプラで洋画漁って観てたら結構面白かった。 小さい頃から人種とか障害には偏見無いし、こういう心温まる系は好物。 差別は最悪なことなんだけど、差別を意識しすぎると逆に相手が傷つくことも。 最近の、多様性がどうのこうのうるさい奴も大体似たようなこと。 主人公が障害者に対して良い意味で気を遣わず、障害のない人と同じようにユーモア全開で話してる。 それがこの世の理想なんだろな。 現実を見ると宿題が溜まっていた。 観終わって地上波に