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初恋という狂気の日々

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自分が体験した 初恋の思い出です 笑い話のつもりで皆さん読んでいただければ幸いです
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#崇拝

初恋という狂気の日々 第十九章

初恋という狂気の日々 第十九章

第十九章 理解者冬休み直前にもなると 委員会やらテストやらで忙しくなる  
そうした日々を過ごしていると、冬休み前日の朝
登中に時刻表くん(第十章登場)が私に近づいてきてからある話を聞いた 
絢辻さん 前のクラス委員ミーティングで詰められて泣かされた 

※時刻表くんもクラス委員

私は頭が真っ白になった すぐさま 教室に駆け込み
隣席の絢辻さんを待った

絢辻さんが登校してくる 体調はみるからに

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初恋という狂気の日々 第十七章

初恋という狂気の日々 第十七章

※前章より初恋の人を絢辻詞ないしは絢辻さん、詞等と表記する場合アリ 詳細は前章参照

第十七章 崇拝そして行動

前章で書いた通り
合唱コンクールが近づき、毎日練習が行われていた

彼女はリーダシップを発揮し、適切なアドバイスをしつつ 彼女自身は伴奏者としての役目を果たす。

しかも クラス委員の仕事も兼ねているので、彼女は毎日 放課後どこかしらで会議に参加したり 先生と話し合っていた。
けれども

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初恋という狂気の日々 第十六章

初恋という狂気の日々 第十六章

第十六章 絢辻詞秋になると 合唱コンクールといった文化系の行事が開催される 
彼女はピアノが弾けるので、実行委員は別で存在するにも関わらず、この行事でも管理人的ポジションに自然となった 
彼女は練習の度に毅然とした振る舞いでクラスに指示と助言をする 私には専門外なので、傍観することしかできない 

そうして 多忙で役割が過多過ぎた日々は彼女を疲労させた 私は前章で書いたように、話を聞いて彼女に共感

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