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0171 【書く習慣days3】白夜を旅する

3日目のテーマは「今一番やりたいこと」

…あれば苦労していない。

と書いてしまうと、ここで終わってしまう。
会話を切る名人、と言われがちな私だが、ここは頑張りたい。

さて、やりたいことであるが、「誰も私を知らない場所に行って、人生をやり直したい」
そんな場所で、自分一人だけ生きるには十分な部屋を借り、細々と暮らしたい。

今回、仕事をお休みすることになった原因が2つあると思っている。
1つは、アダルトチルドレンとまでは行かないまでも、いい子を演じ、求められることに応え、虚勢を張って生きてきたわけだが、それがもうしんどくなってしまったことだ。

もう1つは、どう見たっておかしいことをやらされる、お休みも返上、残業もして、という部分だ。何か理屈をつけ、何とかエンジンに燃料を入れて頑張ってきてみたものの、もう私には燃料がないし、点検してこなかったエンジンは壊れてしまった。

しかし、自己呈示力の成果か、相方さんも職場の人も、「責任感が強いから」「自分で抱えてしまった」から、休めばまた復活する、治る、と思っているのである。
違うと言っても、伝わらない。「じゃあ何?」と聞かれるが、カウンセラーでない人に話したところで、伝わらない。
親から受けたことは、そう簡単には清算できないのだよ。本人は、自由になりたいと思っているのだけれども。

どうやら復職しても、現職場への復帰、しばし異動ののち、いずれは…という状況は変化がない。その上、肩書は取らせてもらえないようだ。
相方さんも、割り切って働けばいい、君なら大丈夫という。友人も、同僚も。

これらが、今までに積み上げてきたもののせいなのだとしたら、死ぬ以外としては、行方知れずになってしまうほかない。
三浦哲朗の「白夜を旅する人々」、著者の姉や妹は自殺を選び、兄らは消えた。
彼らの、想像を絶する行き詰まりや、苦しみは、どんなに読み込んだところで私には分かるまい。
しかし、初めて読んだときよりは、少しは自分に引き寄せて読むことができる。

生きる場所は、ここでなくていい。

私もそう思うことができるようになりたい。一番やりたいことはそれだけだ。

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