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0562 ご近所の居酒屋さん

週末夜は、行きつけのお店で飲むのが習慣なのだが、ここ最近は3軒ほどを回している感じになってきている。
物価高の中、値段を上げつつも満足感を落とさない、季節を感じられるメニューの入れ替わりなど、好きなお店だ。

最近入られたフロア担当の方が、これまたすごいのである。
飲食店経験者だと言っていた通り、対応が慣れているし、落ち着いているし、お酒や食べ物の知識と一言添えてくれる楽しみ方が、またこちらもわくわくしてくるのである。

日本酒に関しても分かりやすく教えてくれ、私の好みをすでに抑えているところが恐ろしい…。私など、人の顔は全く入らないタイプなので、2,3回だけでどうしてそこまで覚えるのか、驚嘆するばかり。
このお酒は、普段はこのお米を使っていて辛口なのだけれども、今回はこの酒米で醸していて、飲んだ後甘みが強く感じられるかもしれない。だから2杯目以降は、こちらとこちらの辛口の方がよろしいかも…なんて、今日から2杯目は焼酎に切り替えていくのだと豪語していた私は、あっという間に陥落、日本酒ばかりを飲んでしまった。(期待に添わねばw)

しかし、さてお会計を終え、帰ろうとしたときだった。
日本酒お詳しいですねと相方氏が話しかけたところ、
「でも、自分は日本酒飲めないんですよね」
という衝撃的な返答が。
え、飲めないであそこまで…?

一度ご病気をされたと言っていたから、飲めなくなったのかもしれないし、最初から日本酒は飲めないのかもしれない。
どちらにしても、飲まないのにあれだけ説明する、SNSにも投稿するのはなかなかできないことだと思う。
どうしたらそういうお仕事ができるようになるのか、私もそういう風な人になりたいなと、いい気持になって帰宅した。

そういう前向きさが、最近長続きしないのだけれど、異業種で働く人に刺激を受けることは、何とか自分が退職せずにぎりぎりのラインで業務をこなす動機になる。
お金、稼がないとお店に行けないし(言い方w)

落ち着いて、淡々と、知識を増やしていく。
そしてそれをきちんとアウトプットする。
そういう大事なことを忘れるような、わが社に不安を抱きつつ、また来週も癒されにお店に行きたい。

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