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読書について

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読書にまつわる話。
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2021年12月の記事一覧

0027 日記&ノートで「私が整う」(読書)

0027 日記&ノートで「私が整う」(読書)

4月に入り、この手の雑誌を買い続けて読んだ日々。
異動して、相当惑っていた模様。

まぁ最終的にたどり着いた結論は、「女性向けビジネス(?)誌はもう十分参考になりました」というところか。

もやっとしたときの気持ちを書く、というのは使えそうと思ったのだけれど、おそらく男性向けと思われる本だと「不満は書かず、〇〇はこうするともっと良くなる」と書く方がよいとあって、これは女性と男性の違いによるものなの

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0026 大人の「勉強」(読書)

0026 大人の「勉強」(読書)

弱っている時、日経WOMANの表紙は目につきやすくなるという、私のジンクス(?)
この雑誌が目についたのも、転職したい、何かしたいと思っていたからだ。

それにしてもモデルの参考にならなさよ(笑)
こうやって勉強しています、してきましたとあるけれど、その現状については「わあすごい!私も頑張らなくちゃ!」とはならない。(注:個人的感想です)

やりたいことを考えよう。
そして、何を学ぼうか考えよう。

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0016 シンプルライフ入門(読書)

0016 シンプルライフ入門(読書)

こちらも日経WOMANを読んだもの。
忙しいわけでもないけれど、楽しくもない仕事と、家事を言い訳に自分の趣味ができていなくて(YouTubeを見ているのがだめなんだけれども)、そんな現状を変えたくて読んだ。

のだが、まぁ、読まなくてよかったかな。
読む前に「私はこれをしたい」というものがなければ意味がない、という点で、自分はまだスタートにも立てていない。
(でも、出ているモデルをうらやましいな、

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0015 「なりたい私」に近づく一分ルーティン」(読書)

0015 「なりたい私」に近づく一分ルーティン」(読書)

習慣づけをして、また小説が書けるようになればいいと思い、日経WOMANを買った。

割と自分の生態は中年男性に近いので、なりたい私☆彡という感じにはならないのだが、たった1分でも毎日続ける、そしてやがてはそれが習慣化していくという理論は、中身が女子でなくてもきっとできる。

英語の勉強も、習慣化したので、「嫌だな」「面倒だな」と思わない範囲で、何かを習慣化したい。
仕事の振り返りをしようか?
朝活

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0009 帰還兵はなぜ自殺するのか(読書)

0009 帰還兵はなぜ自殺するのか(読書)

小説を書いていた。
戦争物ばかりを書いていた。政治やら戦略やらではなく、兵隊の世界を題材にした小説だ。
いつか書こうと思っているものは、帰還兵というのを頭に入れておかねば書けないなと考え、読んだ本だ。

アメリカの悪夢はベトナム、アフガン、イラクへと続いている。じわじわと世界の力関係が変わっていき、…おっと、これ以上は本題から外れるので横に置いて、この本はイラクから戻った兵隊のその後の世界を書いて

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0008 歩兵の戦う技術(読書)

0008 歩兵の戦う技術(読書)

小説を書く時のネタになるのではないかと思って読み始めた。
かつて、基本教練は学んだけれども、遠い記憶のために変形しているかもしれない。

戦う技術というより、言葉だったり、戦闘前にどういう準備をし、どういう装備を持ち…という内容。

本の冒頭、「市民が軍事力を持っていることが、民主政治を担保する」という一文が印象的だった。民主主義…。いろいろありますわね。書くと思想的なところも出てきて、太宰治では

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0002 紅梅(読書)

0002 紅梅(読書)

吉村昭は読んでいるが、吉村昭の奥様であり、作家の津村節子氏の作品は読んだことがなかった。
振り返ってみれば、女性作家の作品はあまり読んだことがない。男性作家の方がしっくりくるのだろうか。

吉村昭の晩年を描いた作品である。
自宅で、自分の命をつないでいる機器を自分で引き抜き、彼は亡くなった。
初めて読む津村節子の作品だが、どことなく吉村昭に似ていて、どんどん読み進めた。

じわじわと病が死を伴って

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