インバスケット演習サンプルその6:注文の督促

こんにちわ、チーズの飼い主です。
今回のサンプルは仕入先から注文の督促を受けたというシチュエーションです。

問題内容

あなたはある事務用品商社の広島営業所長です。
取引先であるA社の松下さんから、貴方と部下の吉岡さんへこんなメールが届いていました。ちなみに貴方は7/15まで不在です。


〇〇所長、吉岡さん

お世話になっております、A社の松下です。

以前より仮押さえしております高機能オフィスチェア300個について、発注期限が迫っております。

7月13日までに注文書を発行頂けない場合、注文キャンセルとなります。人気商品の為、今後の入荷日は未定となりますので、何卒ご了承下さい。


品切れになるような人気商品なら確保したい一方、売り先の目処がない在庫は営業所にとってマイナスです。ここはしっかりと判断しなければなりません。

次のアクション例

  • 吉岡さんに広島営業所の顧客、または他営業所の顧客に販売出来ないか確認指示。

  • 全数、または一部の販売先があれば、その数だけ発注出来るかを松下さんへ交渉。OKなら発注承認。

  • 明確な売り先があるならば、3ヶ月までの在庫保有を所長として許可。物流部門と連携し、調整を図ること。

  • 売り先が見つからない場合、松下さんへお詫びとキャンセルの連絡。出社後に自分からもお詫びを入れる。

自社の都合だけでなく、商品を押さえてくれた松下さん(取引先)への配慮も必要です。キャンセルせざるを得ない場合はアフターケアをお忘れなく!

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