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ヒーローショーができるまで~ショー当日編~


こんにちは、ブローノヴァ制作部です!

今回はいよいよ「ヒーローショーができるまで」シリーズ最終回、「ショー当日編」をお送りします。

企画から色々と準備してきたものが、
ついにお客様の目の前にヒーローショーとして現れます!


当日スケジュールの連絡

ショー当日編といいながら、
まずは当日までにやっておくこと、
事前に当日のスケジュールを決めておきます。

当日の集合時間・場所・持ち物を確認して、
ショーのメンバーへの連絡をしておきましょう。
スケジュールの連絡はできる限りの早く行うほうがいいです。

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集合

集合したらメンバーとあいさつ。
公式ヒーローの現場だと、ここで初めましてな人がいたりするんですよね。
現地集合の場合もあれば、集合場所から車などで移動の場合もあります。移動の場合は移動しながら打ち合わせなんかもできたり。

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主催者へあいさつ

現地へ到着したら、まずは主催者さん、あるいは担当者さんにご挨拶をしましょう。
あいさつと一緒にうちあわせができれば、そこでタイムテーブルやステージの状況など色々と確認しておきましょう。

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会場設営

すでに控え場所に入るだけなら問題ないのですが、
イベントによっては、会場作りのお手伝いから始まることもあります。
屋外ステージの場合、控えは仮設のテントが多いです。そのテントを立てるところから、袖幕を吊るしたり、テント固定の重りを付けたりと、仕事が思いの外あります。
こういうことに慣れていくと、ヒーローショーに限らず、様々なイベントで設営スキルが重宝されます。

控えができたら、衣装チェックは必ずしましょう。
不備や破損はないか、万が一、忘れ物があったとしても、まだ取りに帰れる、または、代用品を準備できる、などの対応がとれます。本番直前にこういうことに気付いてしまうと、テンパってしまい、ショーが台無しになってしまうこともあるので、要注意です。

音源のチェックも必ずしておきましょう。
特にCD音源の場合、会場の機材で音が出るのかどうか、これは試してみるまで分かりません。
「音源作り編」でもふれましたが、CDのみではなく、他の媒体(MDやipodやタブレットなど)も予備で用意しておきましょう。
持ち込みの機材を使う場合も接続の確認、音がでるかの確認を必ずしておきましょう。

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リハーサル

前日までに事前リハーサルができていれば、あとは本番のステージを使って実際の広さ、出ハケの動線のなどの確認をするだけで充分ですが、
事前リハーサルがなく、当日合わせの場合、
1からショーを構成していかなくてはなりません。
アクションができる広さがあって、且つお客様からあまり見えないところで迅速にアクションの手付けと芝居の段取りを付けていかなければなりません。
公式の現場ではよくありますが、毎回毎回とんでもなく頭と身体をフル稼働させて一気に叩き込みます。

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ショー本番の準備

リハーサルができたら、だいたいショー本番の30分前には控えでスタンバイを始めましょう。
イベントによっては、控えを全てのステージ出演者で共同で使う場合もあります。そういうときは、前の演目の邪魔にならないように準備をしましょう。衣装、小道具、音源を再び確認して、万全の状態で本番を迎えられるようにしておきましょう。
ヒーローショーは「生モノ」です。どんなアクシデントが起こるか分かりません。考えられる全ての事態を想定した上で臨むくらいでちょうどいいと思います。

諸々、確認が終わったら衣装に着替えましょう。
ヒーローショーの衣装は一人では身に付けられないものが、割りとあったりします。
みんなで協力しながら、衣装を着ていきましょう。

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ショー本番

いよいよ、本番です!
ここまで来たら、あとはリハーサルで作り上げたモノを全力でぶつけるだけです!
緊張するかもしれません、不安なことがあるかもしれません、しかし、そんな自分も全部受けとめて、
ヒーローショーを全力で楽しみましょう!
お客様にとっては、あなたという個人は存在していません。キャラクターがストーリーの中に生きているとしか認識していません。
あなた個人の感情よりも、演じるキャラクターがその世界で何を感じ、どう生きているかを思いっきり楽しんでください!

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後片付け

ショーが終わったら、
衣装を脱いで着替えましょう。
破損はないか、汚れはついてないかチェックしながら搬出できるように衣装を片付けていきましょう。
タイツなどの洗濯できるものは、洗濯袋を作ってまとめておくと良いです。
洗濯できないものはファブリースなどを使って除菌、消臭をすると良いでしょう。

衣装が片付いたら、控えを出ます。
これはイベントごとに異なりますが、ただ控えから荷物を持って出るだけで良い場合もあるし、設営と同じく、テントのバラしまでやる場合もあります。

使った場所は使う前よりキレイにして帰る、
こういうマナーは心がけましょう。

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撤収

後片付けが終わって、撤収準備ができたら
最後に主催者さんまたは担当者さんにごあいさつして、感謝を伝えてましょう。

あいさつが終わったら最後にもう一回、忘れ物がないかを確認して、撤収しましょう。

ここまでの盛りだくさんな内容が
ヒーローショー当日の流れになります。
やることが多くてきっとバタバタすることと思います。
事前に流れを把握しておき、起こりうる様々なことを予め想定しておきましょう。そうすることで、大きな問題が起こらずに一日をすごせると思います。

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撤収が終わったら、
あとはみんなで「お疲れ様」のうちあげをするのもよいでしょう。
あれが良かった、これはこうした方が良かった、
などなど、色々と反省会も兼ねてワイワイしましょう。


ここまで読んでいただきありがとうござます!
「ヒーローショーができるまで」シリーズのご愛読ありがとうございます。

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実践編シリーズ
「ヒーローショー台本の書き方~実践編~」
 実際の台本を公開して解説【初心者でもマネするだけで書ける!】

 https://note.com/blownova_elsol/n/n99c70f5a8114

ヒーローショーができるまでシリーズ
概要

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企画編
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打ち合わせ編
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台本作り編
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音源作り編
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衣装・小道具編
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スケジュール管理・人材確保編 
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事前リハーサル編
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ショー当日編
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サブカル営業旋士ブローノヴァ
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#作り方
#ヒーローショー

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