#Black Lives Matter "知る"を放棄しないようにと思います
5/25のアメリカのメネソタ州ミネアポリスで、武器を持たない黒人男性を警官が膝で男性の首を9分近く押さえつけ、死亡させるという信じられない出来事がありました。
人の首を膝で地面に押し付けて殺すだなんて、そんな恐ろしいことあるのかと想像するだけで正直吐きそうです。
日本でももちろんニュースになっていますが、やはり現地や海外ほどネットでも露出はしていない気がしたので、共有するとともに考えるきっかけを作ることが出来たらいいなと思って書かせていただいております。
Burt.japanの動画ニュースが、事件の全貌や事実ベースの情報がまとまっていて非常にわかりやすかったです。
5:41の動画なので、ぜひ見ていただきたいです。
最初は海外アーティストの人やNYに住んでいる日本人の友人がインスタのストーリーズで#justiceforfloydというハッシュタグが多く出てきて、なんのことか分からなかったのですが、ネットニュースを調べてみてやっと全容が理解出来ました。
最初は詳細を調べるのに正直気が引けまして、ここまでにしておこうかな…と思ったんですが、それも罪なことだと思いました。
警官は、Floydさんがコンビニでの偽札使用の疑いがあるとして拘束をしたようです。
「身体で抵抗したから押さえつけた」と警官は答えたそうですが、周囲で目撃をしていた人たちはそれを否定しているとのことです。
考えるだけで恐ろしいです。
私に何がわかるんだという感じかもしれません。海外で生活を送ったことがあるわけでもないし、アメリカのことを十分に理解しているわけではないと思いますが。
白人警官が黒人に対する必要以上の取り押さ方をしたり、今回のように結果としては押さえつけられた黒人の人が亡くなったことは過去にもニュースで多くあったわけです。
(NYでの実話が映像化されたものです。私も全話見ました)
「I can't breathe」と叫んでいる人をどうしたらそのまま押さえつけられるんだろう。
人間の憎悪や嫌悪(そんな言葉では収まらないと思いますが)の怖さを思い知らされます。
日本人の私が思うこと
日本にいる日本人はこういう悲しい場面になかなか直面しません。
でもコロナ前までは街で外国人の人をたくさん見かけましたし、そういうときに外国人を見て嫌悪感を持つ日本人はゼロではないはずです。
特に白人以外の外国人の方に対して。
その嫌悪感が、実際に外国人の方に怪我やがいを与えてるわけではないかもしれないけど、そういう人間心理の集まりが悲しい部面に繋がっていくのだと思います。
日本人が持つ感覚としては、中国人や中東諸国の方など別に黒人の方に限った話ではないと思います。
そういう方を見るときの自分の目は本当におかしくないだろうか、といつも自分で自分を疑います。
正直私も「⚪︎⚪︎人はこうだから」って頭で連想したりすることが前はあったと思います。
何も知らないくせに何も言ってるわけ?と今は思います。
アメリカや海外に行ったら日本人はマイノリティだし、コロナ環境の中で差別的行為を受けることになると思うので加害側ばかり考えるのは平和ボケだと自分に言い聞かせたいです。
私は真実は知らないですが、でも何もしないのではなく自分で情報を集めて自分なりの解釈をすることを放棄するのは違うと思います。
でも、情報の中にはその1つだけでは判断できないことがたくさんあると思います。
この記事も最初見たときは、日本も同じことしているんだと思ったけど、「毎日新聞だよ?」と記事の信憑性自体を不審に思うコメントもあるし
正直何が正解なんだかわからん
でも主観なのか事実なのか、1つだけじゃなくて複数の情報源から収集して判断することはもう少し可能になるのかなと思います。
なんとなく耳に入ったこと、単一的な印象や情報で何かを理解したと思ってはいかんと思いました。
偉そうなことを言える立場ではないですが、知らないでいうのは違うと思うからちゃんと「本当にそうなのか?」って一度は問いかけることに意味はあると思います。
正直、白人、黒人、有色人種とか、そういう言い方も好きじゃないのですが。
生物学的な言い方としてはありかもしれないけど、道徳的に、社会的に正しく定義できる言葉ではないと私は思っています。
大学では、多文化共生の観点からユダヤ人虐殺のホロコーストについて、研究し論文にまとめました。
人種って非常に曖昧だし、肌の色から分かる情報が100%正しいことはないと思うし、何かの判断軸になること自体間違っていると思いますが。
人種的な問題だけではなく、社会的構造における問題も当然大きいと思います。
こういった差別的なことは日本に関係ないようだけど、(基本的には)単一民族の日本人だからこそ自分の目に変なフィルターがかかっていないか確認するべきだと思うのです。
何か不安があるならもう少し”知る”ことをすべきなんだろうと。
アメリカやNYに私は相当な憧れがありますが、ワシントンD.C.に住む叔母から話を聞いたりする実態についても深く理解をすべきだと自分に言い聞かせています。
私は知らないことが多すぎますが、知ることを放棄しないというのが私にまずできることだと思います。
この事件によるデモ活動も、どうかデモ参加者の方が警察の方とお互いに危害を与え合うことがなくなってくれることを祈ります。
そして窃盗や破壊など、新たに罪を犯す人を出さずに正当に訴えかけられる活動でありますように。
今日は夜間の外出が禁止になって何事もないといいのですが。
そしてこのような悲劇がなくなることを祈ります。
何かを知るきっかけになれれば、幸いです。
今日は文が散漫していますが、読んでくださってありがとうございます。
明日もお仕事頑張りましょう!
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