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二千二十四年八月十六日 四、深夜のケーキ

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    326.赤い服の女

    2024.8.6 tue 19:58 「私、赤い服が着たい。」 昨年の冬から紫の服を探し続けていた。夏になっても、紫のトップスを探していた。 でも、赤い花に目が行くようになって、ワインレッドの服を来たい、今すぐ着たいとどうしようもない気持ちになるのは、今の私がありのままの姿で居られないからだと思う。もう少し強く激しい鎧を被りたくなる。 素敵なダンス公演を観た時や、良い映画を観た後みたいに、頭の中の思い鎧がふっと解けて、白いままの私でいることが心地よい時もある。清々しい、

    326.赤い服の女

    325.肌を見た時

    2024.7.31 wed 21:19 私はヘッドフォンをつけて音楽を聴いた。 夜に音楽を聴くと、あっという間に時間が溶けていく。夜の街に歩きでしてしまうこともある。眠るのがかなり遅くなって、翌日の仕事に影響があるので、夜はヘッドフォンをつけて音楽を聴かないようにしているし、スマートフォンも見ないようにしている。 けれどもこの日は聴かずにはいられなかった。わたしは迷いなくヘッドフォンをつけた。 音楽の素晴らしさを力説したいのではない。音楽が必要だと伝えたいわけでもない。私

    325.肌を見た時

    324.自分の愛し方

    2024.7.19 Fri 21:59 整形でガチガチに身体を改造して、その身体を愛でたい。 整形をする必要がないと言う人がいるけれど 整形は容姿に頼らざるを得ない自分の弱さだと思う そんな弱さを愛でたい 何もしないを愛でたい どこにも属せないを愛でたい 何者でもないを愛でたい 何もかも捨ててしまうを愛でたい 不安定を愛でたい 継続できないを愛でたい 決定できないを愛でたい 後戻りを愛でたい あれから何か変わったのだろうか 自分との約束を守りたい

    324.自分の愛し方

    321.自分の言葉

    2024.6.4 tue 13:19 嘘を吐くことに慣れている。 問題は、嘘を吐いている自覚を持てていないことだ。 20代半ばぐらいの頃、世の中嘘だらけだと思った記憶がある。でもいつの間にか自分も嘘を吐いていて、上手く嘘をつけることを習得してそれを良しとしていた。 自分の言葉で話せない、自分の言葉が少ないとはそういうことだと思った。 2024.6.5 wed 7:20 人には嘘をついて良いと思う。 自覚してるなら 嘘をつけるのも良いなと思ったことがあるから

    321.自分の言葉

    322.言葉を集める

    2024.6.6 thu 16:55 2年ぶりに、以前詩を書いていたノートを引っ張り出して、彼に対して頭に浮かんできた文章を、とにかくノートに書き留めた。普段の日記に書き残したものも、書き写してまとめた。 それらを理解てもらえるように、また説得力を持って伝えることはできない。そのことにきゅーっと締まる気持ちと、もはや面白がる気持ちがあった。(それが踊る理由でもあったから。踊っている間だけは嘘をつかずにいられた気がしたし、嘘をつけない場所でもある気がする。少なくとも自分が発

    322.言葉を集める

    315.直帰

    2024.4.1 Mon 18:00 どこかに泊まったり、どこかに出かけた後、直帰することが苦手だ。それが明るい時間で晴れていたら尚更。帰り道にカフェに寄ってコーヒーを飲んでチーズケーキでも食べようかなと妄想を繰り広げたり、帰り道に甘いものを買って帰ってしまう。大学を出るまでは一年に片手で数えるくらいにしか行かなかったカフェは、今や必要な場所になりつつある。しかもここ一年で完全にハンドドリップのコーヒーにハマってしまい、コーヒーもまた必要なものになってしまった。ハンドドリッ

    315.直帰

    314.わたしは5歳

    2024.3.9 sat 0:51 私は5歳 行く宛もない もう充分、生きたでしょ なのに私はまだ5歳 行く宛もなく 明るい色のあなたは見れないの 身に纏うのはグレーだけ 過去との裁判 いろんなところに 行ったんだよ 突発的な挑戦はもうできない この髪すらも 私は5歳 行く宛もなく 小さい頃すきだった色は 母の好きな色かしら 好きなものさえ選べない 私は5歳 最後の社会への切符を失ったの 自らの手で シャワーの音を聴きながら 行く宛もなく

    314.わたしは5歳

    310.なぞるように

    2023.12.18 Mon 18:58 今朝、布団から目覚めるとわたしは、過去に対する怒りの感情に包まれていた。 すぐにノートを取り出して書き出す。怒りのエネルギーを力に変えて今に集中しようともがいた。 思い出す記憶はすがりたくなるような癒しの記憶だけではない。 逃がしたい過去があるならば、今の現状に満足することという言葉を聞いて、私はその言葉を糧に動いた。 何度も何度も、縋りたい気持ちが湧き出ると、その時の状況を思い出して、あの時すでに離れていたのだ、私とは合わなかった

    310.なぞるように

    312.出会う前には戻れない

    2024.1.27 sat  10:47 先日、ずっと私がお世話になっているダンスカンパニーのダンサーの方のワークショップを受ける。 その方のワークショップは初めて受けた。 声を聞いた瞬間に崩れ落ちるような感覚がする。 彼女の話す内容、言葉選び。その厳しいメッセージはすごく親切に感じられるものだった。同じ言葉を私は同じ説得力で話すことはできない。厳しく在り続けた人だけが成せることだと思う。 自分がかつて心を震わせた時の事を、今の自分の環境に染まって、その鋭い感覚を忘れかけ

    312.出会う前には戻れない

    307.神戸へ

    2023.11.20 Mon 12:07 昨日は神戸まで、踊りのパフォーマンスを観に行った。 大学の頃にも好きなダンサーを観に長野まで行ったことがあった。その時も10月の終わりで、過食をしていた時のことだった。上演実習に向けた制作の途中だったが、私は授業を何日も休んで、踊りもせずにいた。 その頃は行く途中の新幹線や、列車を出た時の冷たい空気や雪に動かさられるものがあったけれど、仕事を通して長距離の移動にストレスを感じるようになった今の私は、長距離の移動や一人旅は億劫になって

    307.神戸へ

    308.師走の身体

    2023.12.15 Fri 21:00 どうして師走になると私の身体は寂しさを一層強く感じるのだろう。私は自分自身の身体に呆れる。それまではそうしなくても正常(だと思われてるであろう)人でいられたのに。年の瀬が迫ってくるからか、私は突然、おかしな行動に出る。 スケジュールを遡って昨年の師走のスケジュールを確認して、当時のことを思い出した。私は寂しさと欲望を空想で埋め、埋めきれないものを身体で埋めていた。過食をしても、触れられる人に触れても埋まらない自分の身体を、自分自身で

    308.師走の身体

    303.ストリップができて幸せ

    2023.9.16 0:42 Ifの後半が納得いかなくて、モヤモヤした気持ちで自転車に乗る。 オープン曲で使っている藤井風の「燃えよ」を流しながら湯船に浸かってしばらくすると、だんだん楽しくなって踊り狂いたい私が妄想の中で躍り狂った。 ステージ上で裸になっても踊れて、それを見に来てくれる人がいて、生の声を聞けて、なんて幸せなんだろうと思って踊った。今日はいつもよりちゃんとお客さんを見て踊れた。 もっとやれたなと思う気持ちが顔を出して、なんでやめるんだろうと名残惜しくなってくる

    303.ストリップができて幸せ