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音楽ド素人が初対面ギタリストとセッションしてみた

①歌と、遅いカラオケデビュー


私は毎日歌っている。
朝、夜、退勤後の家路。
特に、運転中はずっと歌っているくらい歌うことが好きだ。(邦ロック、洋楽、たまにKpop)
1人カラオケ・仲良し少人数のカラオケも好き。

しかし、大学生になるまでカラオケで歌ったことが無く、ここ数年までカラオケが恥ずかしくて苦手だった。
だから学生時代飲み会の時など、複数人でカラオケに行った時は聞く専門だった。

大学後半になり、仲良しな友達と2人でカラオケに行って歌ったり、1人カラオケの楽しさに気がついてからはカラオケが好きになれた。

②ボーカルってなんか楽しそう


そんな私なので、ジモティーで「ボーカル募集 ギターと合わせてみませんか」という投稿に(ボーカル⁉︎ やりたい!ギターと一緒に歌うの面白そう!)と思い、問い合わせてみた。
ギタリストは私より一回りちょっとほど歳上の男性(ここでは、Lさんと呼ぶ)だった。

③ついに…!歌とギターをスタジオで合わせることに。


スタジオで合わせる」という事実にテンションが上がる。
かっこいいやんか。初スタジオや。っていうか、スタジオって何?
待ち合わせ場所に指定されたスタジオを検索しても、あまり詳しい情報は出てこず。
とりあえず「スタジオ曲」というプレイリストを作成し毎日聞く。

スタジオには私が先に着き、勝手が分からないためとりあえず中に入り、ロビーで待つことにした。
ロビーには受付があり、どこかのバンドにいそうなお兄さんがそこに立っていた。

Lさんから「所用で遅れます💦」と連絡が来た。
バンドお兄さんのいる空間で立ち尽くして待つのが気まずい。
壁に貼っていたバンドやコンサート、イベントのポスターを意味もなく見ていた。
(頼む!早く来てくれ~)

10分程過ぎた頃、ギターケースを持ったLさん登場。(よかった〜やっと来たよ)
何か既視感があると感じ、後から思ったのは岡〇〇育/セ〇〇ンに似てるということ。

そして7〜8回ほどギターの音色とともに歌い、ギターも教えてくれて計3時間ほどスタジオにいた。
緊張しいの私。緊張を隠していたが、モロバレだった。
声と呼吸、息遣いで分かるらしい。
わたしは最初、呼吸が浅いゆえに緊張していると見抜かれた。(人見知りです)

相手の呼吸が分かるから、初対面の人とでも合わせられると。それって超楽しそう。
相手の何かを感じられるっていいなぁ。
表情から気持ちを感じたり、呼吸から緊張かリラックスか分かったり。

人見知りも見抜かれ、もう見抜かれて困ることはない。
マイクで歌うの楽しいなあ。自分の声が普段と違って、響くのがいい。
あとギターの音色も好きだ。
将来家にマイク付きの部屋つくるのもいいかも。毎日マイクで歌えちゃう。夢にしようかな。


音楽では相手に聞かせること、合わせることを大事にしているらしい。(相手意識だ!)

仕事では根っこの部分(初心を忘れないとか)が大切なこと、辛かったら辞めること、心壊してまで働く意味が無いから、と伝えてくれ、その強くも優しい言葉に泣きそうになった。
(最近涙腺弱いのに益々弱くなっている気がする)

新たな出会い、経験、色々と音楽の勉強もできて、充実した1日となった。

音楽は人と人を繋ぐ。人の力になる可能性が広がっている。
歌もギターも自分の楽しいペースで練習しよう。

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