変わらない為に変える事。

さて。来月の3月19日に新宿FNVで開催する、誕生日翌日の久しぶりの主催ライブ。

現在の自分のバンド「DapDaN~打・弾」としては初の主催となるステージの準備が着々と進んでいる。

そんな中、今年はライブサポートとしての仕事も既に何本か決まっていて、こちらも非常に充実しそうな予感。

いや、充実しそうな予感どころかもはや充実しまくっている。

23日はワンマンライブ。2020いきなり大イベント続きだ。

そう、そのBrocantとは。

オフィシャルサイトから引用すると、

“Brocant(ブロカント)

運天那美(Vo)、中田光泰(Gt)からなるロックユニット。
圧倒的な存在感のボーカルと、唯一無二のギタービートが聴く人全てを魅了する。

「Brocante」。。。フランス語では「古道具」を意味する言葉。
100年以上経った物で、美術的な価値や収集を意味するアンティークとは違い、まだ、そこまでの年月は経っていないものの、人々に愛され、大切にされてきた美しい道具たちの事をいうのだとか。(日本では「ガラクタ」の意味に近いそう。。。)

そんな「愛されるガラクタ」のような存在になれたらと想いを抱き、激しく、それでいて、どこか儚さすら感じられる、エモーショナルなVocal 運天那美と、その歌声を支え、その世界を創り出すGuitar 中田光泰が出会い「Brocant」結成。
そして、2019年2月24日「Brocant」始動開始!!​”

ほう、プロフを読むだけでかなりワクワクするではないか!!

このバンドの記念すべき1stアルバムの発売記念ワンマンに、サポートとして参加するのである!

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順調にリハーサルも進んでいて、メンバーのテンションもとても良い感じ!

そんな中、リハーサルをやっていての気付き。

ボーカル・ギター・ドラム・そして自分はベース。

このスタンダートなバンド形態が実は久しぶりで新鮮なのである。

メインで活動しているバンドはベースヴォーカルとドラムだからね!!

バンド演奏においてとても重要なのは、メンバー全員の音と声が集まった時のアンサンブルと曲が気持ちよく聴こえる流れであって、自分が如何にベース単体で上手に弾けるか?というのはステージ上ではどうだっていい。

ベースのパートも、バンドを最もカッコ良く聴かせる為に今最も必要な音やアプローチは何か?に徹底的にこだわるのだ。

リハーサルの時のスタジオの広さや湿度、ライブ会場のそれであったりで、同じフレーズを弾いても全く聴こえ方は異なってくる。

例えばシンプルな8分音符のルート弾きでも、スタジオの響きによって音が繋がって聴こえてビートが前に出なくなる時は、敢えて4分音符や休符を入れてドラムを聴かせたり、指弾きであったセクションでピックを使ったりする。

今日のリハーサルでも、アンプとの相性で弦のセットアップを少し変えて、いつもは全開でダウンピッキングするセクションでは、ミュートを使って響きを抑えたり、そんなアプローチも終始試していた。

そう、変わらないアンサンブルを聴かせる為にアプローチを変える、これはロックバンドのベースならではの面白さかもしれない。

そう。

変わらない為に変える。サポートの仕事であろうが、お客さんに一つのバンドとしての塊、そして魂を届ける。そのその為の細かなアプローチ。

どんなに気付かない場所であっても、そのミニマムによって空気が変わるマジックがバンドっていう集合体には潜んでいるんだ。

だからロックバンドは面白い。

変わらない為に変える。音楽を続ける為に色々な人に会う、未知の場所に出会う。

私生活、人生も同じなんだろう。


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Yui Honda

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【Live情報】
2020.3.19 DapDaN Fes〜第一幕〜

「サクラ舞う打弾」会場:新宿FNV 
OPEN 18:00 START 18:30 ¥3,000

act:
明暮 AKeKuRe/ Tha Pino Noir/Nostalgie Flower/ DapDaN〜打・弾

チケット予約はこちら
https://frekul.com/events/reserve/7987

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Brocan'結成1周年記念
1stワンマン 「Wings Of Liberty」決定!
全編、DapDaNがサポートとして出演!2020.2.23(SUN)下北沢CLUB251

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https://frekul.com/events/reserve/8190

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