劣等感

劣等感の反対側にあるものに目を向ける

劣等感を持たない人はいないと思います。
欠点があるのが本来の人間の姿で、かくいう僕も劣等感だらけです。

特に劣等感が酷かったのは中学時代で、僕にとっては暗黒時代でした。
学校が嫌いで何かと理由をつけて休むことが多く、絵を描くことだけを楽しみに生きていました。

ただ振り返ると、中学時代にひたすら絵を描いたことで今の仕事の下地が作られた気がします。

1、好きなことに目を向ける

中学時代は運動や勉強は苦手でしたが、絵や漫画やデザインは好きでした。
友人と漫画を描いたり同人誌を作ったりして、好きなことには全力で取り組んでいました。

当時を振り返ってみても嫌なことを思い出さないのは、好きなことに没頭していたからかもしれません。

学生時代の評価はテストの点数や団体行動など狭い範囲での評価なので、気にせず好きなことに時間を使った方が有意義に過ごせると思います。

2、一時的な逃避も無駄ではない

人間には向き不向きがあるので、明らかに向いていない分野で努力しても、あまりよい結果を出せるとは思えません。

僕は昔から運動や勉強が苦手だったため、強い劣等感から次第に学校へ行かなくなり、休んでいる間は漫画を読んだり絵を描いたりして過ごしていました。

特に漫画にはかなり勇気づけられ、漫画を読んでいる間だけは嫌なことを忘れられました。次第に自分でも漫画やイラストを描くようになり、現在の仕事にも役立っています。

本当に嫌なことがあったら、一時的には社会から逃げてもいいと思います。休んでいる間に経験したことが、後々役立つこともあると思います。

3、バランスは考えない

世の中には勉強や運動もできて、人間関係もそつなくこなす人がいます。
そういうバランスのとれた人を見ると、自分はなんてダメなんだろうと思います。

僕は自分が苦手なことはまったくやらず、好きなことには時間と労力は惜しみませんでした。
極端かもしれませんが、結果的にその労力と時間は現在の仕事をする上で大きな力になりました。

バランスをとることは一見良いことのように見えますが、裏を返せば広く浅くということです。一つ一つを深く追求することはできません。
仕事を一定のレベルに到達させるには、まとまった時間が必要です。

好きなことが見つかったらバランスを考えず、ひたすら打ち込んでみれば、良い結果が生まれるのではないでしょうか。

【まとめ】劣等感の反対にあるものに目を向ける

何か新しいことを始める時、劣等感の反動が大きな原動力になることがあります。欠点ではなく好きなものや興味のあるものに目を向ければ、そこに自分の求めている答えがあるかもしれません。

劣等感を感じるということは裏を返せば自分を理解しているという事です。自分を理解できていれば、進路などの選択で悩むことは少なくなります。

劣等感は自分と向き合った結果の感情なので、その時点で一歩自分を理解できたことになります。その一歩をベースに方向性を決めていけばいいので、劣等感の反対にあるものにこそ目を向けるべきです。

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