「なるようになる」について書くなどしてみたい
みなさん、おつかれさまです。くろみどり先生です。
本格的に夏がやってきましたね。
私にとっては非常にしんどい季節の到来です。
というか体温36℃の生きものが気温40℃でしんどいのは当たり前ですよね。
みなさん、どうか無理をなさらず、ご自愛くださいますよう。
さて、今回の投稿はちょっと雰囲気を変えてみまして。
私がよく励ましてもらっている言葉たちについて、多分に感覚的なものになりますが、ゆるゆると書いてみたいと思います。
その言葉とは、「なるようになる」です。
ともすれば投げやりで、無責任な態度を表す言葉と言われてしまうかもしれません。
しかし、私はこの言葉に救われたことがたくさんあるのです。
大きな仕事や不安な仕事に立ち向かわなければならないとき、よく自分に言い聞かせています。
もちろんですが、そのときの自分にできる限りの準備はします。
しかし、心配性な自分にとって、投げやりになる可能性よりも、
自信の無さや不安の重さに潰される可能性の方が、圧倒的に大きいように思えるのです。
そのときの自分にできる限りの準備をしたら、あとはもう「なるようになる」で落ち着きを取り戻し、また別の仕事に取り組みたいわけです。
あるいは、準備できるか不安なとき最初に唱えることで、ちょっと前向きに準備に取りかかれるということもあります。
布団の中で不安に襲われたとき、それ以上不安にエサをやらないようにするために唱えることも多いです。
まあ、普通ならもっとアクティブというかアグレッシブというか、積極的に向かっていく雰囲気の言葉を使うものなんでしょうが…(笑)
でも私は、「なるようになる」という言葉の、手を離して、肩の力を抜いた、飄々としている感じが気に入っているのですよ。
昔話になりますが、かつてアルバイト先で叱られたことがあります。
「なんとかなるじゃなくて、なんとかするの!」と。
まさにその通りだと思いますし、うっかり口にしてしまった私が全面的に悪いですし、叱ってくださった方を今でも人間的に尊敬しています。
しかし、当時の私にはこれはきつかった。
私は、仕事の力加減を調節することがどうも苦手なようなんです。
仕事で使うエネルギーが0~100まであるとして、
多くの人はきっと、普段は70~80くらいでトラブル時は100、といったように器用に調節できるのではないかと思います。
本当にうらやましいです。
私の場合、昔いじめを受けた(バイト先でではないですよ)経験が呪いとなってそのようにさせているような気がするんですが、
常に120で、潰れるまでやってしまうんです。
周りに迷惑をかけないようにと思えば思うほど、仕事から離れられなくなってしまうんです。
これが私の性分なんだと、そしてそれを他人に押しつけなければ大丈夫なんだと、そう受け入れるまでにすごく時間がかかりました。
叱られた当時は、120で頑張っていたところに「なんとかするの!」なんて言われてしまい、120じゃ足りないのか…とすごく落ちこんだ記憶があります。
もちろんそんな意味でおっしゃった訳ではないということは、落ち着いて考えればわかりました(なんてめんどくさい奴なんだろう私は)。
最近は、自分にとって「なんとかする」というのはそれひとつしかないデフォルトのギアで、
故に、「(そんな自分なら)なんとかするはずだ」と前向きに思えるようになってきました。
あのとき叱られたことは、自分にとって大きなことを学べた経験のひとつだったと思っています。
さてさて、話を現在に戻しましてですね。
私の中では、この手の言葉にいろんなバリエーションをもたせていますので、いくつか短くご紹介しますね。
(なにぶん感覚的なところが大きいので、「何言ってんだこいつ」と思いながら読んでくださいませ)
「なんとかなる」
プロセスの部分の重みが増し、結果・結末・行き着く先のニュアンスが薄れる気がします。
「なるようにしかならない」
結末が予想できず、ネガティブ成分が多いときはこちらがぴったりかもしれません。
「どうにでもなる」
ある程度その物事に干渉できるとき、若干の自信がもてているときにおすすめです。
「そのときはそのとき」
これはさらに若干の自信があるときに使うことが多いと思われます(当社比)。
「明日は明日の風が吹く」
今日嫌なことがあって明日が憂鬱なときに唱える。明日は今日とは違う日であり、きっといい日です。
「収まるところに収まる」
ロングスパンなこと、将来のこと、人間関係のことなどを考える際にはこの言葉がしっくりきます。
「出たとこ勝負」
突発的なトラブルの発生時に。自分のことを物語の主人公だと思って迎え撃ちましょう。きっと乗り越えられます。
いかがでしたでしょうか。
もし、他にもこんなのがあるよ!という方がいらっしゃったら、ぜひぜひお教えいただけると嬉しいです。
毎日いろいろしんどいことも多いですし、本当にどうにもならないこともあるでしょうが、
そのような中でも「なるようになるさ」と気楽に待てるような、流れを信じて身を任せられるような、そんな心のしなやかさを、いつか身につけたいと思っています。
また、他にも自分の中で大切にしている考え方や生き方みたいなものがたくさんありますので、いつか機会があれば書いてみたいと思っています。
今回も長々と書いてしまいましたが、お付き合いくださりありがとうございました。
なんとか7月も無事に投稿できました。
いつも読んでくださっているみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
ではでは、今月はこの辺で失礼します。ありがとうございました。
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