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Teslaから学ぶこと


▼はじめに

今回は、自動車製造会社のTeslaから学べることを記述していきたいと思います。


Teslaといえば、初の民間有人飛行、宇宙ステーションに飛行士2人が到着したというスペースXのCEOでもあり、TeslaのCEOでもあるイーロン・マスクですね。


これだけでもイーロン・マスクがとんでもない人でTeslaが凄そうな感じがしますよね。。


私は、自動車好きの一人ですが、今回の記事は車のことではなく、テクノロジーやメディアについて、触れていきたいと思います。

※とにかく変態なくらいビジュアルもいけているので、まだTeslaのことをあまり知らない方は、こちらのHPよりご覧ください。


▼メディア


Teslaは、広告を出したことがありません。

その理由はシンプルで、「Teslaはほとんどの自動車メーカーとは異なり、需要が生産を上回っているため、広告を出す必要がない。」とイーロン・マスクは述べています。


実際に、Teslaの実績を見ていきましょう。

• 2018年: USでの小型・中型ラグジュアリー車両カテゴリーで売り上げ1位
• 2018年: USでの電気自動車カテゴリーで売り上げ1位
• 2018年第3、第4四半期: カリフォルニアで全ての車種カテゴリーの中で売り上げ1位
• 2018年第3、第4四半期: 全てのUSブランドの中で売り上げ1位
• 2018年第4四半期: 全てのUS内での車両売り上げで収益1位
• 2019第1四半期: USでのラグジュアリー車両カテゴリーで売り上げ1位
• 2019第1四半期: USでの電気自動車部門で売り上げ1位
• 2019年3月期: ノルウェー、オランダ、スイスそれぞれの国内全ての車両売り上げの中で1位(ノルウェーでは2位につけたフォルクスワーゲン e―ゴルフの6倍、オランダでは2位のフォード フォーカスの1.8倍)


なぜ、広告を出さずにここまでの売り上げに繋げることが出来たかということがポイントになってきます。


「Teslaは広告に費用を割きません。代わりにそのお金を、より良い商品を出すために使います。」ということをイーロン・マスクはツイートしています。


Teslaは最もポジティブな口コミが聞かれるブランドとなっているそうで、車両そのものが改良され続けて更に安くなり、需要が枯渇する事はない状況です。


▼テクノロジー


テスラは自動運転技術開発のためにディープラーニングを使っています。


また、既に路上を走っている500,000台の車両全てにセンサーが装備されており、既にいくつかの自動運転機能が使われています。


これらの車両が路上に出ている時のデータは全てこのディープラーニングアルゴリズムの学習に使用されているそうです。


世界の自動運転走行の99%がテスラ車両によるもので、他の自動車メーカーすべてを合わせて残り1%という圧倒的支配率を誇っています。

また、スマホのようにソフトウェアをアップデートし、快適なカーライフを送ることを実現しています。


▼まとめ


「電気自動車」「自動運転」など、所有者だけでなく地球にも優しいという観点からもブランド価値の高さを感じます。


現代は、メディアを通じた広告などで認知度を高めることが主流となり、認知度を高めることが目的になり、中身(サービス)が薄く感じることもあります。


現代でメディアには、絶対に力を入れないと!!
という考え方を見直すきっかけになりました。


中身(サービス)の質を上げるという本質的なことにフォーカスして費用と時間を割き、良い物を提供し続けることで良い口コミが広がり、広告費を削減しながら認知度と売り上げを高めることに成功していることは、多くの業界で転用できる考え方だと思います。


常時オンライン接続の状況を作り出し、ビッグデータの収集を手掛けているTeslaにストップをかけられるメーカーは現れるのか。。


【 Instagram 】
https://www.instagram.com/96shooooo/


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