広報・マーケのネタ帳

企業の広報・マーケティング、知っていたらもっとうまくいったはず、そんなチップスをどんど…

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企業の広報・マーケティング、知っていたらもっとうまくいったはず、そんなチップスをどんどんアップしていきます!

最近の記事

【広報・マーケの基礎用語】コミュニティマネジャーとは?

コミュニティマネジャーとは、企業やブランドが運営するSNSなどを通じたオンラインコミュニティの管理と活性化を担当する人を指します。彼らは、コミュニティ内のメンバー同士の交流を促したり質問に答えたり、問題の解決を支援したりします。また、ブランドや企業のイメージ向上やファンの育成にも貢献します。 例えば、ある企業が新しい製品を発売したとします。その企業のコミュニティマネジャーは、以下のような活動を行います。 ①オンラインイベントの開催 新製品に関するウェビナーを開催し、ユーザ

    • 【広報・マーケの基礎用語】ポイ活とは?

      ポイ活とは、ポイント活動の略で、日常生活で得られるポイントを積極的に集めて活用することを指します。例えば、買い物やサービス利用時にポイントを貯めて、そのポイントを割引や商品交換に利用する行為です。ポイントはクレジットカードや特定のアプリ、店舗のポイントカードなど、さまざまな方法で貯めることができ、マーケティングの大きな施策の1つとなっています。BtoCのイメージが強いポイ活ですが、最近ではBtoB領域でも大きなマーケティング手法となっています。 実際のビジネスシーンでのポイ

      • 【広報・マーケの基礎用語】Cookieとは?

        Cookie(クッキー)とは、ウェブサイトがユーザーのコンピューターやスマートフォンに保存するごく短いテキストファイルのことです。Cookieは、ユーザーがウェブサイトを訪れた際の情報を保存するために使用されます。例えば、ログイン情報やショッピングカートの内容、ウェブサイトの設定などが含まれます。これにより、ユーザーが再度そのウェブサイトを訪れた際に、前回の情報を引き継ぐことができます。 コンテンツマーケティングでは、Cookieを使ってユーザーの行動を追跡し、パーソナライ

        • 【広報・マーケの基礎用語】CPAとは?

          CPAとは「コスト・パー・アクイジション」の略で、1つの顧客やリード(潜在顧客)を獲得するためにかかる費用を指します。1人の新規顧客を獲得するためにいくらかかるのかはとても重要な指標です。 例えば、あなたがオンラインで電子書籍を販売しているとしましょう。広告を使って新しい読者を獲得したいと考え、ソーシャルメディアで広告キャンペーンを始めました。広告キャンペーンにかかった総費用が50000円で、その結果として50人の新しい顧客を獲得した場合、CPAは以下のように計算されます。

        【広報・マーケの基礎用語】コミュニティマネジャーとは?

          【広報・マーケの基礎用語】CVとは?

          CVとは、「コンバージョン」の略で、コンテンツマーケティングにおける重要な指標の1つです。CVとは、ウェブサイトや広告を見たユーザーが、「カタログ請求」や「ニュースレターの登録」、「問い合わせフォームの送信」、または「購入」など、あらかじめ設定したアクションを実行することを指します。 オンラインショップを運営している会社の例を挙げれば、夏のキャンペーンを実施し、特定の商品を割引価格で提供するとします。このキャンペーンを宣伝するために、SNSやメールマーケティングを活用してユ

          【広報・マーケの基礎用語】CVとは?

          【広報・マーケの基礎用語】心理バイアスとは?

          心理バイアスとは、人間の思考や判断において、客観的な事実や論理にもとづかずに影響を受ける傾向のことを指します。これは、私たちの経験や感情、社会的な影響によって形成されるため、知らず知らずのうちに意思決定や行動に偏りが生じることがあります。 例えば、初対面の人を第一印象だけで評価してしまうのも一種の心理バイアスです。コンテンツマーケティングの分野では、心理バイアスを理解することが非常に重要です。以下に、具体的な事例を紹介します。 ①確証バイアス これは、自分の先入観や信念

          【広報・マーケの基礎用語】心理バイアスとは?

          【広報・マーケの基礎用語】LTVとは?

          LTV(ライフタイムバリュー)とは、顧客が企業に対してもたらす総収益のことです。具体的には、顧客が企業と取引を続け、最終的にどれだけの利益をもたらすかを示します。例えば、ある顧客が毎月1000円の商品を購入し、3年間その取引が続いた場合、その顧客のLTVは36000円となります。 LTVの実際 あるシェアオフィス提供企業が新しいプランを導入しました。月額料金は10000円で、平均契約期間は2年です。この場合、1人の顧客が契約期間中に支払う総額は240000円です。この金額

          【広報・マーケの基礎用語】LTVとは?

          【広報・マーケの基礎用語】CSとは?

          CS、すなわちカスタマーサクセスとは、顧客が自社の製品やサービスを利用して期待する成果を達成するために、企業が積極的にサポートを行うことを指します。単に問題を解決するカスタマーサポート(カスタマーサービス)とは異なり、CSは顧客が成功するためのプロアクティブな取り組みを重視します。 CSの実際 例えば、ある企業がB2B向けのソフトウエアを提供しているとします。新しい顧客がこのソフトウエアを導入した際に、以下のようなCS活動が行われます ①オンボーディングサポート 顧客が

          【広報・マーケの基礎用語】CSとは?

          【広報・マーケの基礎用語】CXとは?

          CX(カスタマーエクスペリエンス)とは、顧客が企業やブランドと接触するすべての瞬間で得る体験や感情のことを指します。これには、商品の購入からカスタマーサポート、ウェブサイトの閲覧、SNSでのやり取りなど、顧客が企業と関わるすべてのポイントが含まれます。CXは顧客満足度やブランドの評価に大きな影響を与えるため、企業にとって非常に重要な要素となっています。 CXの事例 例えば、あるシェアオフィスを提供する企業があるとします。その企業は、以下のようなCXの向上に努めています。

          【広報・マーケの基礎用語】CXとは?

          「ファンマーケティング」で知っておくべきファンの種類

          ファンマーケティングとは、企業やブランドがファンとの関係を構築し、強化するマーケティング手法のことです。特にB2Bの分野では、顧客との長期的な関係がビジネスの成功に直結するため、ファンマーケティングの重要性はますます高まっています。しかし、ファンと一口に言っても、その種類はさまざまであり、各タイプのファンに適したアプローチが求められます。今回は、ファンマーケティングで意識すべきファンの種類について解説します。 ファンの種類 ファンマーケティングにおいて、主に以下の3つのタ

          「ファンマーケティング」で知っておくべきファンの種類

          【広報・マーケの基礎用語】ペルソナとは?

          ペルソナとは、マーケティングやコンテンツ制作において理想的な顧客像を具体的に描いた架空のキャラクターのことです。このキャラクターは年齢、性別、職業、趣味、ライフスタイルなどの詳細な情報を持ち、その情報を元にしてマーケティング戦略やコンテンツを作成します。ペルソナを設定することで、企業はより具体的なターゲットに向けた効果的なメッセージを発信できるようになります。 実際の業務での事例 例えば、あなたがオフィス用品を販売する会社のマーケティング担当者だとします。ペルソナを設定す

          【広報・マーケの基礎用語】ペルソナとは?

          【広報・マーケの基礎用語】応援消費とは?

          応援消費とは、消費者が特定の企業や製品、サービスを応援する気持ちで購入を決めることを指します。単なる商品の購入に留まらず、ブランドやその背後にある理念、価値観に共感し、その成長や成功を支援するために積極的に選ぶ行動です。応援消費は、特に小規模なビジネスや社会的な価値を重視する企業に対して多く見られます。 応援消費の事例 応援消費の代表的な事例として、地域の農産物直売所があります。消費者は、地元の農家を支援したいという気持ちから、スーパーではなく直売所で野菜や果物を購入しま

          【広報・マーケの基礎用語】応援消費とは?

          【広報・マーケの基礎用語】チャネルとは?

          チャネルとは、製品やサービスが顧客に届くまでの流れや経路のことを指します。簡単にいえば、情報がターゲットに届く手段や方法を指します。ウェブサイト、SNS、メール、広告などがチャネルに含まれ、オフラインのイベント(講演会や展示会など)も含まれます。 主なチャネルの種類 ①SNSチャネル ある会社が新しい製品を発売したとします。この製品を知ってもらうために、まずInstagramやX(旧Twitter)などのSNSを使ってマーケティング活動を行います。SNSでは写真や動画を投

          【広報・マーケの基礎用語】チャネルとは?

          【広報・マーケの基礎用語】ファネルとは?

          ファネルとは、マーケティングやセールスのプロセスにおける顧客の進行状況を示すモデルのことです。ファネル(じょうご)という名前は、最初は多くの見込み客が存在し、進むにつれて徐々に絞り込まれていくことから名づけられたものです。通常、ファネルは以下のステージに分けられます。 ①認知(Awareness) 顧客があなたの製品やサービスを知る段階。 ②興味(Interest) 顧客が興味を持ち、さらに情報を求める段階。 ③欲求(Desire) 顧客が製品やサービスを欲しいと思う段

          【広報・マーケの基礎用語】ファネルとは?

          【広報・マーケの基礎用語】インサイトとは?

          インサイトとは、ターゲット顧客の行動や心理、ニーズ、欲求などを深く理解した上で得られる洞察や気づきのことを指します。コンテンツマーケティングにおいては、顧客が何を求めているのか、どのような問題を抱えているのかを明らかにすることで、より効果的なコンテンツを作成するための重要な要素になります。 例えば、あるシェアオフィスを提供している企業がインサイトを活用する場合を考えてみましょう。入居者の声やアンケート結果から以下のようなインサイトを得たとします。 入居者の声を見ると、多く

          【広報・マーケの基礎用語】インサイトとは?

          便乗マーケティングとは?事例と成功の秘訣を徹底解説

          近年、SNSやインターネットの発展により、企業にとって「話題性」(炎上)が非常に重要になっています。そこで注目されているのが「便乗マーケティング」です。便乗マーケティングとは、世間で話題になっている出来事や流行などに関連したコンテンツを発信することで、自社の商品やサービスをアピールするマーケティング手法です。うまく活用すれば、低コストで多くのユーザーにリーチすることができ、ブランディング効果や売り上げアップにもつながります。しかし、炎上リスクなど注意すべき点も存在します。

          便乗マーケティングとは?事例と成功の秘訣を徹底解説