サスティナブルなコーヒードリッパー
こんにちは。
適応障害の疑いで休職し、転職活動をした結果無事再就職することができた40代のお話です。
今日は我が家のコーヒーフィルター事情を書き記します。
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コーヒーを飲み続けて…10年以上でしょうか。
コーヒーのタンニンで歯の色が気になっちゃうくらい飲み続けています。
1日に飲む量は約500mlくらいでしょうか。
朝に1杯+水筒に350mlほど。
日々のルーティンワークとも言っていいほど、毎朝コーヒーを落とすのが日課となっています。
使っている豆は本当に色々で、近所の焙煎やってるお店の豆の時もありますがもっぱら楽天で見つけたリーズナブルな豆を使うことが多いです。特にこだわりはないです。(でも浅めよりは深めが好きかな。)
で、フィルター、と言うか抽出方法はというと、これまでいくつか試してきました。
よくあるペーパードリップから始まり、ネル、フレンチプレス、マキネッタ…ペーパーも台形、コーン型、あと特殊なので言うとドーナツドリッパーってのもありましたね。ドーナツドリッパーはけっこう長く愛されている商品なのではないでしょうか。やや濃い目に抽出される印象です。
これまではペーパードリップを日常的に使ってきましたが、暮らし方と環境のことを考えるようになってからは少しづつ金属フィルターや不織布フィルターに興味を持つようになりました。繰り返し使える点が魅力的でした。
そんな折に金属フィルターをお安く手にいれることができ、早速使ってみることができました。
…が、難点がひとつ。それは微粉がまざってしまうということ。濃い目が好きではあるのですが、微粉のざらつきはできれば避けたい。
ちょっとしたモヤモヤを抱えながら、日々のドリップはペーパー、時々金属フィルター、という日がまたしばらく続きました。
またしばらくしてから、「柿渋染めリネンフィルター」なるものに出会いました。
さらに数ヶ月悩んだ末に購入。
使ってみたところ、ペーパーフィルターのような使い心地と、ネルドリッパーのようなまろやかさがありすぐにペーパーフィルターと置き換わりました。
しかしこちらはこちらでコーヒーかすがリネンに絡まって、洗う際にすぐには取りきれません。
我が家は生ごみコンポスト「キエーロ」を始めていて、コーヒーかすもゴミ箱には捨てず、土に還元しています。捨てる際にフィルター内にかすが残りやすいのがリネンフィルターの面倒なところでした。
しかし!
ふとある日、金属フィルターと柿渋リネンフィルターを組み合わせて切ることを思いつき、試してみたところ…
おお〜!これは使いやすい!
金属フィルターに残ったコーヒーかすはささっとフィルターから離れてくれるし、金属フィルターを通り抜けた微粉もリネンフィルターによって濾され、ちゃんと透明感のあるコーヒーが抽出できました。
金属フィルターは豆の油分も抽出できるのが特徴で、どっしりした感じがあるのですが、さらにリネンフィルターを通ることでまろやかな感じに変化します。
この組み合わせを発見してからはずっとこの抽出方法でコーヒーをいれています。なのでペーパーフィルターはもうすっかり使わなくなりました。リネンもどんどん馴染んでや柔らかくなってきて使いやすいです。
使用前にはお湯で湿らせ、繊維を太らせるようにしています。
こうすることで繊維の間を抜けていく微粉の流出を防ぐことができます。
使用後は洗って絞って吊るしておくだけ。これで翌朝も使うことができます。
一個人が地球のためにできることはたかが知れていますが、小さなアクションが積もり積もって子ども世代の環境を変えることができると信じています。(環境に良くないことが積もり積もって今があるのと同様に。)
小さなアクションのひとつとして今後も使い続けたいと思います。