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なぜサウナでエロは嫌われるのか?

度々議題に上がるサウナとエロの関係性
某雑誌の登場を皮切りに色々コメントしている人がいたので、
「なぜサウナでエロは嫌われるのか?」について自分なりに整理してみました

原因①サウナを神聖なものとして捉えている

本場フィンランドでは元々サウナを心身の浄化する神聖な場所として考えられていました。そんな本場の精神を知っている方からするとサウナをエロと絡めることが信じられない、冒涜されたと感じても不思議ではありません

原因②サウナ=アングラとして捉えられてしまう
(サウナのイメージが悪くなる)

ブームが訪れる前のサウナは中年男性が好んで行くところといったイメージがあったと思います。ただ昨今では女性や若い人をターゲットにした綺麗でスタイリッシュな施設も増えています。また企業がオフィス内にサウナを導入するといった事例も出てきており、まさに業界にとって潮目が変わってきているといった印象です。割と高尚な理由ではありますが、サウナをブームではなく文化として広く受け入れてもらいたいという想いを持っている人からしたら、サウナ×エロはその想いや行動に冷や水をかけられたように感じるかもしれません

原因③サウナ×エロが好きな人の下心が気持ち悪い

自分が好きなサウナをエロと絡めて、それに興味をそそられて見ている人に対して嫌悪感がある人もいそうです。特にサウナでは日々のストレスや邪心がそぎ落とされ、まっさらな気持ちになるのに、それとは真逆の下品な気持ちに対して無意識に反抗している状態かもしれません

原因④サウナで金稼ぎしていることが嫌

サウナ×エロにはサウナ愛を感じないことが原因でしょうか?こうすれば雑誌が売れるんじゃないかと安直な考えでエロを絡めていることに違和感を感じる人もいそうです。金のためだけにやっていることに関して嫌悪感があるため、サウナ×エロが嫌なのではなく、サウナ×露骨な金儲けが嫌なのだと思います

終わりに

私自身もサウナとエロを絡めることに関して、よく分からないモヤモヤを感じていました。今回整理したことで少し自分の気持ちに納得することができました。

重要な視点として「自分が嫌だと思うのか」「他の人からの見え方が嫌なのか」という軸があると思います。前者に関しては、我関せずで願わくばホームサウナでやらないでくれと思う程度で、無視していれば気にならないです。自分もこちらタイプ。逆に後者にとってのエロは自分の想いや行動を邪魔する対立軸に存在してしまう「目の上のたんこぶ」なのです。

某雑誌も聞くところによると中身は他のサウナ雑誌に引けを取らない内容らしいです。ただ、あのような下品な表紙に惹かれて買った人の多くは、そんな内容を求めていないのでは?雑誌の内容に惹かれて買うサウナ好きからは今回考察したような理由で敬遠されてしまいそうですが、果たして結果(売上)はどうなるのでしょうか?

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