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『とにかく仕事がおもしろい!』サステナブル素材の営業1年目に聞いてみた「仕事を楽しむためのヒント」

こんにちは。
Bioworks広報の山家(やまか)です。

今回の社員インタビューは、PlaX™事業部セールスマーケティングチームの吉村郁乃(よしむら いくの)さんにご協力いただきました。

とにかく仕事がおもしろい!!」という吉村さん。

私が抱く吉村さんのイメージは、POPUPでの接客を楽しむキラキラした姿です。

お客様が欲している情報を適切に届け、購買意欲もしっかり駆り立てる、
商品説明をしている姿はまさに「営業の鑑」です。
 
社員インタビューをさせてもらいたいと提案したところ、「PlaX™の可能性について話したいです!」とパーソナルなことよりも、まず自社製品を!という姿勢でした。

そんな吉村さんのインタビューから「仕事を楽しむためのヒント」を探りました。

吉村 郁乃(Yoshimura Ikuno)
部署:PlaX事業部|マテリアルセールス
経歴:大学卒業後、ユニフォームメーカーに入社。企業のユニフォームやグッズなどの営業企画に携わる。2023年Bioworksに入社後、プロダクトチームでD2Cブランド製品・OEMの営業を担当。2024年よりPlaX事業部のセールスマーケティングチームに異動し、糸や生地の営業を担当する。

___大学時代の専攻は?

大学では心理学部で実験心理学という分野を専攻していて、人の心と行動に関する実験の分析をしていました。

学部の半分くらいの人は大学院に進んで研究職を続けていて、あとは臨床心理士や産業心理士になる人も多かったです。

___洋服に興味を持ち、アパレルの道へ進んだきっかけはありますか?

もともと母が趣味で洋裁をしていたので、自分でも生地屋さんに行ったりと身近に「服作り」がありました。

大学時代にユニクロでアルバイトをしたのも大きな影響です。

年間を通して服がどう入荷してきて、どう宣伝して打ち出していくかなど、アパレル業界の大きな流れや、社員さんの発注の仕方にも興味を持ったりしました。

服の素材やその扱い方も学びましたね。

服が作られる仕組みをもっと知りたいと思うようになりました。

___大学卒業後にユニフォームメーカーに就職を決めた理由は?

就活時に繊維商社やブランド・メーカーなど、アパレル業界を幅広く受けた中で、ユニフォームメーカーの方の「自分が作ったユニフォームが街中で着られていることにやりがいを感じます」という言葉に共感して、入社を決めました。

自分が携わった服を誰が着て、どんな仕事をするのかを知りたいという想いが強かったです。

___ユニフォームメーカーではどんな仕事をしていましたか?

今と同じく、営業をしていました。

営業先の新規開拓から始まり、ニーズがあればデザイナーや生産担当と連携しながら提案し、納品後は追加発注に対応するなど、お客様とのやりとり全般を担当していました。

街をざっと歩いてみて、ユニフォームを着ている人がいたら本社を調べて電話をしたりしていましたね。

営業先はユニフォームを着用するところ全てだったので、幅広い業界にアプローチしていました。

業界によってユニフォームに対する要望が全く違うので、先方にあわせた提案を考え、そこからコンペに参加して、だいたい4〜5社の中から選ばれるという形でした。

___採用されたときは嬉しいですよね。

すごく嬉しいですね!

『企業のブランドイメージ刷新の際にユニフォームを変える』という案件もいくつか担当したのですが、ブランディングに関わる仕事は、抽象的なことを形にしていく面白さがありました。

___Bioworksへの転職のきっかけは?

リソースが限られる中で売上を作らなければならない状況で、会社の方向性と自分のやりたいことの方向性が違ってきているなと感じ、転職を考えはじめました。

そんな時にBioworksのPlaX™という素材を知って、ものすごく惹かれたのがきっかけです。

あとは小学生の時から地球温暖化などの環境問題が身近な問題としてあったことや、大学生の時に東日本大震災のボランティア活動をしたことで「社会に貢献したい」という気持ちを持ったことも、「環境課題を解決する」という事業内容へ興味を持ったベースかもしれません。

___決め手は?

素材がもっているポテンシャルに将来性を感じたことです。

植物由来で環境に配慮された素材が将来的にメジャーになっていくのは明らかで、その素材を使って樹脂、糸、生地、製品で幅広く提案ができるところは、営業としてもすごくやりがいがありそうだと感じました。

___PlaX
にはどのようなポテンシャル、可能性があると思いますか?

植物由来の合成繊維なので、石油由来のものすべてに置き換える可能性がある。身の回りにあるプラスチックやポリエステルが、すべてPlaX™に置き換わる可能性があると思っています。

ケミカルリサイクルが可能な素材なので、ものをつくった後も循環させることができる。そういった点で製品を作った後のことまで考えて販売することができると感じています。

___「売って終わり」の素材じゃないですよね。

個人的に「売って終わり」はあまり好きではなくて、、

前職のユニフォームも10年〜20年と使う製品なので、納めたあとも何かあったらアフターフォローというかたちで、作って終わりではなくお客様と並走していくものでした。

ユニフォームもマテリアルリサイクルされたりするのですが、どのように次の素材作りをやっていくのか、売ったその先まで考えたいと思っていたので、そこがとてもクリアになりました。


___Bioworks入社後プロダクトチームではどんな仕事をしていましたか?

自社ブランドbioの製品卸や、PlaX™の糸や生地を使ったOEMの提案をしていました。

前職でのBtoBの営業経験を活かして、アパレル以外の企業を中心に、ホテルの運営会社や化粧品メーカーなどへ、ノベルティやギフトとしてPlaX™製品を提案していました。

___今年に入ってPlaX事業部のプロダクト(製品)からマテリアル(素材)の営業チームに異動しましたが、どうですか?

もうすぐ2ヶ月経つんですが、すごく楽しいです!

いままでは製品を扱っていて、アパレル業界の川中から川下に携わる仕事をしていたんですが、一気に川上の内容まで扱うことになりました。

___そうなると新しい知識が必要ですよね?

実務と勉強を並行して進めています。
毎日10個ぐらい分からない言葉や内容がでてきます。笑

毎日何か検索したり、周りの先輩に聞いたりしています。
今期は売り上げの予算も大きいので、さらに爆速で成長して、1日も早く戦力になりたいと思っています。

先輩からお借りした教科書「せんい基礎講座」を片手に生地の勉強をする吉村さん

___川上から川下まで知識がある営業になれたら強いですね。

そうですね。私の役割は、お客様が作りたいもののイメージとPlaX™の特性ををブリッジする役割だと思っています。

今後は新規ブランドへの提案や、採用を決めてくださったブランドの本部や販売員の方とのコミュニケーションも増えていきそうなので、新素材ゆえの不安や疑問を持たれているところをしっかり解消して、世の中にこの新しい素材をしっかり広めていきたいです。

___チームの雰囲気はどうですか?

すごく距離が近いなぁと思いました。
Bioworksのメンバーってだれかが雑談しはじめたら、まわりが必ず拾うじゃないですか。

___皆さん優しいですよね。

いままで仕事中は仕事の話のみで雑談する文化が少なかったので、Bioworksに入社したての時は少し驚きましたが、すごくいいな!と思いました。

Bioworksのメンバーは話しかけやすい雰囲気をつくってくれているから「ちょっと聞いていいですか?」って聞けるし、ちゃんと答えてくれます。

1日8時間近くいる場所で「誰と働くか」もすごく大事だと思っていて、素材の魅力もそうなんですけど、面接のときに「いい人が多いよ!」という坂田さん(人事担当)の言葉を聞いて安心して入社しました。

___仕事が楽しいと思えるのは、職場の雰囲気も関係している?

関係していると思います。

___他に仕事を楽しむために意識していることはありますか?

1人で抱え込まずに相談すること』と、『目的や思いを理解すること』を意識しています。

前者の方は私の悪い癖でもあるので、早めに相談して仕事が前に進めるようにしようと意識しています。

後者の方は、素材や製品を扱っていると風合いやデザインなど感覚的な話が多くなるので、目的を忘れずに、なるべく共通のイメージを持てる言葉や物にして理解したいと思っています。

前職の職業病かもしれませんが「良いと感じる物には絶対理由がある」と思っているので、その理由や相手がどう感じるのかを知りたいと思っています。

一筋縄ではいかない時も多いですが、自分と真逆の意見でも、相手の真意を知れた時は新たな気付きとして「面白い!」と思ってやる気に火が付いたりします。



___これからBioworksで成し遂げたいことはありますか?

あります!
この素材をとにかく広めたい。

使っていただけるお客様を増やしたいという想いが強いです。
国内外問わず、いろいろなブランドや企業に使ってもらいたい。

そのための製品づくりは、お客様と並走してしっかりやっていきたいです。

ゆくゆくはアパレル製品だけではなく、企業のユニフォームとしてもPlaX™が使われるようになっていったらいいなと思います。



___吉村さん、ありがとうございました。

吉村さんが仕事を楽しめるのは、自分の興味に素直になり「好奇心」を持ち続けていることが根底にあるからだと感じました。

製品知識だけにはとどまらず、素材の知識を入れていきたいというステップアップに貪欲な姿は、キャリアアップしたい!自分の市場価値をあげたい!という気持ちより、学びなおしを純粋に楽しんでいるようにみえます。


おまけ: おすすめの一冊 or 日比谷・有楽町ランチ

人となりを知る上でかかせない「食の好みとバイブル」!

「おまけのコーナー」では、おすすめの一冊 or Bioworks東京オフィスがある日比谷・有楽町のおすすめランチを教えていただきます。

吉村さんおすすめの日比谷・有楽町ランチ!

「タイ屋台料理 ティーヌン 銀座ファイブ店」さん

吉村:おすすめメニューは「ガパオライス」

写真の日は日替わりメニューでガパオライスとパッタイのコラボでした。

1人暮らしで食生活が偏りがちなので、こうしてしっかりご飯を食べると元気になります。笑



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