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暮らしをどう測るのか パート1

こんにちは、あやです。
今回はここ2週間ほどで何度も自分の頭の中にぽっと浮き出てきているキーワード「本当に良い社会とは何なのか」を基に、「暮らしをどう測るのか」について考えを整理していきたいと思います。

事の始まりは、ひょんなことから 3月2日から開始の ヒューマンライツナウ の春の英会話の情報が目にしたこと。
テーマは「SDGsと人権」。
最近めっきり英語を話す機会を失った私は、自分の関心のあるトピックを学びながら英会話も出来るなんて最高じゃん!と思い、初回開始の2日前に応募しました。

良い暮らし=経済成長?

冒頭で講師のCadeから問われたのは「How we can measure quality of life(生活の質をどう測るのか)」というシンプルそうで難しい質問。

例えば、これまでは「良い暮らし=経済成長」が同意語のようになっていて経済発展を目指して、GDP(Gross Domestic Product/国内総生産)*で測ってきたと思います。
ただ この測り方で「私たち一人一人の暮らしが良いかどうかを判断できるのか」、答えはNOだと思います。
これは国の財やサービスの付加価値が上がっても 社会全体の幸福度に繋がる訳ではないからです。

社会的な格差が広がり貧困層・ホームレスの人たちが増え、さらにはその人たちが隅に追いやられて 豊かな経済成長の裏で苦しんでいたら、それは社会全体が良い暮らしをしているとは言えません。

当然の権利であるはずの人権が脅かされる場所は、こういった声を聞いてもらいづらい弱い立場の人たちです。
SDGsのNo one left behind(誰一人取り残さない)の重要性を改めて考えさせられました。

そもそも どんな社会の状態が良い社会なのか

レッスンの中盤で「そもそも どんな社会の状態が良い社会なのか。」と講師のCadeから次なる問いを投げかけられました。
そこで私が思いついたのは、「公共サービスが充実すること」でした。
そしたら、みんなが平等にサービスを受けられて 生活の質が上がるのでは?と思ったんです。
ですが、ここで落とし穴「政府がお金を出しすぎて、その地域が自立できなくなる」という視点をCadeから与えられました。

政府は支持率の欲しさ/なんらかの見返りのために地域にお金を出す、地域は政府からのお金に期待をし その地域で自立し経済を回す事を辞めてしまう。

そこに住む人たちにとっては「良い政府・暮らしやすい社会」なのかもしれませんが、そもそもそれは他の地域に住む人たちの税金で賄われていますし、地域で経済が循環し自立していないことが本当に良い社会なのかと言えば もやもやとした感情が出てきてしまいます。

パート1のまとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?「本当に良い社会、良い暮らし」ってどういうことなのか、これからも一緒に考えていっていただけると嬉しいです。

Biotopiaではこれから毎日1記事投稿を目指しますので、またお時間があれば読んでいただけると嬉しいです!
ではまた明日!

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