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号外!まち普請特集号!!

タウンニュースに掲載されました!!

地域情報誌タウンニュース港北版2022年9月1日掲載号に「COCOしのはらガーデンコミュニティをつくろう会」の活動を載せていただきました!「COCOしのはらガーデンコミュニティをつくろう会」は令和4年度 ヨコハマ市民まち普請事業(以下、まち普請)の2次審査に向けて精力的に活動しています!

タウンニュース港北版 2022年9月1日掲載号


まち普請NEWS瓦版 創刊!!

もっともっと地域の方々にまち普請への取り組みを知ってもらい、COCOしのはらに気軽に立ち寄っていただけるよう、スタッフ一同で相談し、瓦版を発行しました!

瓦版にもあるように、一緒にガーデンコミュニティを盛り上げてくださる方を大募集です!園芸が好き、DIYが好き、料理が好き、手芸が好き、音楽が好き、ダンスが好き、映画が好き!みなさんの好きを持ち寄って、COCOしのはらの庭を使ってできることを一緒に実現しませんか?

まち普請現地見学会に行ってきました

8月26日、令和3年度にまち普請を活用して整備を実現した、いわば先輩の施設を見学させていただきました。

まず最初に訪れたのは、中山駅から徒歩10分。閑静な住宅街の中にたたずむCo-coyaさんにお邪魔しました。

草屋根が象徴的

こちらのコンセプトは【火と水があるホットステーション】有事の際に地域の方が集える、地域のインフォメーションセンターを目指したそうです。管理人の関口さんは建築家で、土・水・火・風、そして人・コミュニティ。
この5つの要素が生かされる環境共生型の空き家リノベーションを手掛けています。

まち普請で整備した土間

この要素が生かされた空間はとても心地よく、この日は湿度も高く暑い日でしたが、最低限の空調設備だけでとても快適に過ごせました。
井戸や薪がある風景やのんびりとした空間も、田舎の祖父母の家に来たような懐かしさがありました。

垣根のない庭には薪が積み上げられている
井戸や薪風呂がありライフラインがストップしても安心

何より勉強になったのは、まち普請に向けて取り組んだ方法。
一番良かったことは【通信】を出すという考えに至ったことだそうです。地域の方々の理解を得るために行ったそうですが、その活動は今でも継続されているそうです。庭に水をまきながら道行く方に声をかけたり、子どもに関心を持ってもらえるイベントを開催したり、地域の方々に警戒心を抱かせない、安心安全な場所だと伝える努力をされています。
そうやってCo-coyaを中心にコミュニティが広がり、いざ有事の時にここに集まっても知り合いが沢山いて安心感があるという活動は本当に素晴らしいと感じました。

手書きで温かみのある通信

続いて訪れたのは、戸塚区小雀町のちえのわチュンチュンカフェさんです。
車いすでも利用できるバリアフリーな地域の居場所として整備されたこちらは、入口のスロープが広く設けてあり『どうぞ入って!』と言われているような入りやすさでした。

緑に囲まれた静かな地区にたたずむ可愛らしいカフェ

このスロープを整備するにあたり、地域のシンボルツリーでもあった桜の古木を伐採する必要がありました。そこで、『桜を見送る会』を企画し、地域の方をご招待。お琴による演奏会・伐採式・伐採した木でクラフト体験・染物体験を開催。このように一見マイナスに思える事もアイデア次第で地域の方との交流の場に変えられる発想は本当に見習うべきものでした。

カフェの目の前には藍畑
畑の藍を使用した藍染作品がカフェ内で販売されている

目の前の畑では藍を栽培し、それを使用した藍染作品がカフェで販売されていたり、小箱ショップを設置したり、子どもたちと陶器のタイルを手作りし、外壁に貼ったりと、地域の方が様々な形で関われる工夫が盛り込まれていました。

なによりも、関わっているスタッフの方々の熱量が凄かったです。見学会の最後に、ボランティアさんがおっしゃった一言が印象的でした。
「プロがいなくてもいい、できる方法でアピールをすることが大切。要はその事業に実現性があるかどうかです!!」
我々もこの言葉を肝に銘じて、2次審査に向かいたいと思います!

最後にお邪魔したのは子安の丘みんなの家さんです。子安台の交差点からゆるやかな坂を上っていくと左手に見えてきます。なんとこのお家、築60年近い空き家をほぼDIYで改築しているんです!!

外壁下地、屋根下地、窓サッシ、フローリング、折り畳みテーブルまでDIY!「意外とできるもんですよー」とおっしゃっていましたが、やはりそこは人の巻き込み方が本当にお上手で、近隣の企業さんにお声がけして仕上げはプロの手で行ったそうです!やはりこちらでも、地域の方との連携という言葉がキーワードとして聞かれました。

そして、伺った日は『家族食堂』の日。1階ではポークチャップのいい匂いがしていました。帰る時には数名の小学生が美味しそうに夕食を食べ、「おかわりもしたよ!」と誇らしげでした。

このように、家族食堂や学研教室、料理教室、まちカフェの他にも毎月様々な企画をして地域の方に足を運んでもらえるよう工夫されていました。
今後は地域の方のリクエストに応えるような企画もしていきたいとのことでした。

みんなの家を出ると夕日が沈みかけていました
こういう日々の何気ない美しいものが
利用するみんなの故郷の風景になっていくのでしょうね

感想
先輩方のお話はどれも興味深く、勉強になるものでした。3か所ともこんな質問をしてみました。「まち普請の選考の際にああすればよかったなという後悔はありますか?」すると皆様揃って「後悔している暇がない。まち普請はスタートであって、そこから継続していくことのほうが大切」とおっしゃっていました。見学会を通して、2次審査通過のために大切なポイントはこの3つだと思います。

1.地域の方々の理解と協力
2.ブレないコンセプト
3.まち普請に採択された後の実現可能な未来を可視化する

COCOしのはらのお庭が誰でも気軽に入りやすく、入った先で様々なコミュニティが生まれることを夢見て、引き続き頑張ります!!
皆様応援よろしくお願い致します!


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