Landed on my leg now

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柿渋って餅焼いた夜

明けない。明けない夜。 眠れないのか、眠らないのか。 この時期の朝日は早いはずだが、まだ、暗い。 ありがたい。安心できるのも今のうちだと思うと怖い。怖くない。 嘘…

ありのみ

時間がない。30分、いや15分かもしれない。添削なしでゆく。 日常に潜む魔物よ、顔を出しておくれ。さもなくば、私は死んでしまう。部屋の光が刺す心こそ偽りなく笑みを浮…

わかれ

私とは、ベッドに籠って泣いて居る幼き少年のことではない。 今日は、実に別れの日であった。 それは唐突に告げられた。私は大人だから、それを受け入れた。 ギン太は捨…

僕は「火花」に人生を捧げたい

何周目かの第五話目を見た。 怒り、苦しい。僕は、このままではいけない。

僕を信じてください

2016年9月5日 この間、久しぶりに発狂したい気持ちに駆られまして、 アンディモリというバンドの、ベンガルトラとウイスキー。という歌を聞いた時、そうなってしまったわ…

句読点

心が乱れている時、句読点を多用してしまう。例えば、「その時、悔しくて、僕は、泣いた」この様である。すると文章に、本当はあるはずのない、嘘の意味が込められてしまっ…

究極の、儚い

まずは、部屋を出よう。 あらかた決めていた。次は、コンビニに向かおう。そこで、一番安いアイスを買う。スーパーではいけない。コンビニでなくてはならないのだ。 コンビ…

苺ジャム

子供の頃、パンが大好きだった。 朝食の食パンに、洋風で素敵ね、と胸をときめかせていた。米味噌汁の日は、嫌だった。 思い出は美化され、幻想化され、パンの日はいつも…

旅するポキポキ

日が跨いで、僕は歩き出す。 跨いだことが決心に変わった。当然の様に、意気地がなかったのだ。 三月の夜は鉄の如く冷たく、僕の血は上に昇るみたいだった。すぐに足が痛…

彼女が占いに行き僕がノートを始める。

串カツ食べたい。 そんなことを言う。昨日はそうではなかった。 小説家になりたい。僕は。文章を書き始めたのは、二週間前。僕は、今二十三歳である。 学歴はない。知識…

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柿渋って餅焼いた夜

明けない。明けない夜。
眠れないのか、眠らないのか。

この時期の朝日は早いはずだが、まだ、暗い。
ありがたい。安心できるのも今のうちだと思うと怖い。怖くない。

嘘ばかりついてしまう。これを嘘と知ってるのは自分だけかもしれない。だから、成立する。
電気を消すのは、少し怖い。これはどちらだろうか。誰にもわからないことさ、強気であるのは自己防衛の類か、情けない。いや、情けない。

趣味ではいけないの

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ありのみ

時間がない。30分、いや15分かもしれない。添削なしでゆく。

日常に潜む魔物よ、顔を出しておくれ。さもなくば、私は死んでしまう。部屋の光が刺す心こそ偽りなく笑みを浮かべるものだ。適当をこくものではないが、私のありのみとは指先に従って進むのだ。多大なる失礼が心地よい。予測変換が全くアテにならない。煙草は一瞬にして消え、嗚咽がする。直ちに横になって、足を組み、どうにか生きようとしている。

助けてく

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わかれ

私とは、ベッドに籠って泣いて居る幼き少年のことではない。

今日は、実に別れの日であった。
それは唐突に告げられた。私は大人だから、それを受け入れた。

ギン太は捨てられるのだ。捨てられる子なのだ。周りを見れば私だけでなく、子供たちでさえも、それも五歳児を含み、皆、同じ顔をして、まるで私と同じように受け入れていた。烏滸がましくもあり、立派なことにもし彼らが私と同等であるならば、その感情は全員共通し

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僕は「火花」に人生を捧げたい

何周目かの第五話目を見た。
怒り、苦しい。僕は、このままではいけない。

僕を信じてください

2016年9月5日

この間、久しぶりに発狂したい気持ちに駆られまして、
アンディモリというバンドの、ベンガルトラとウイスキー。という歌を聞いた時、そうなってしまったわけです。

有名で、素晴らしい評価を受けている曲ですから、今更何を、いや、そんな冷たいお人はいないか。実はですね、この歌、以前にも聴いていたことがあるんです。当時十九歳。いい曲だなと思っていて、あとはあまり覚えてないです。数年後、な

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句読点

心が乱れている時、句読点を多用してしまう。例えば、「その時、悔しくて、僕は、泣いた」この様である。すると文章に、本当はあるはずのない、嘘の意味が込められてしまって嫌になる。無意識だから、仕様がない。抗ったって、嘘。遊びにもならない。今もこうして悩ましい。句読点、というタイトルを先につけてしまったのは、失敗だったのかもしれないと後悔している。思いついた時に、書かねばならない!と思ったから、僕は駄目で

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究極の、儚い

まずは、部屋を出よう。
あらかた決めていた。次は、コンビニに向かおう。そこで、一番安いアイスを買う。スーパーではいけない。コンビニでなくてはならないのだ。
コンビニでは、その、一番がすぐにわかった。きっとそうであると最初から思っていた。
一つ手に取る。僕にとっては、今、君が一番、美しい。当然である。そして、尊いものにしてみせよう。これは決心なのだろうか。ああ、そうさ。醜いが、しかし、決め事は守る。

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苺ジャム

子供の頃、パンが大好きだった。
朝食の食パンに、洋風で素敵ね、と胸をときめかせていた。米味噌汁の日は、嫌だった。

思い出は美化され、幻想化され、パンの日はいつも青く晴れていた。本当に、米味噌汁の日は澱んだ雲のイメージが浮かぶ。暗い部屋で、家族と味噌汁を啜った。

パンの日。ミルクを口に含めば、それは幼い僕に若葉を思わせた。チーズを乗せてトーストにしたり、コーンスープに浸したりして食べた。様々なジ

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旅するポキポキ

日が跨いで、僕は歩き出す。
跨いだことが決心に変わった。当然の様に、意気地がなかったのだ。

三月の夜は鉄の如く冷たく、僕の血は上に昇るみたいだった。すぐに足が痛くなった。
行くあてはない。北西の方向に、ひたすら歩こうと思った。楽を選べば、大通りばかり。細道には、しょっちゅう裏切られた。
車がスピードを落とさずにそのまま消えてゆく。たまに通行人。ゆらりゆらりとしていて、いつまでも居やがる。

僕は

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彼女が占いに行き僕がノートを始める。

串カツ食べたい。

そんなことを言う。昨日はそうではなかった。
小説家になりたい。僕は。文章を書き始めたのは、二週間前。僕は、今二十三歳である。

学歴はない。知識がない自負もある。熱量は、人並み。初期衝動だと知っている。

少々、お笑い芸人をやっていた。才能は無かった。

ところで、一昨日の話。婚約者の彼女が好きな占い師さんを尋ねて吉祥寺に行ったそう。それは、それは、とても楽しかった様で、夜にう

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