ビルコムの取締役 早川くららが語る、プロジェクトリーダーに求めること

こんにちは。コーポレートコミュニケーション局の松井です。
今回は、ビルコムの取締役であり、プロデュース局とPR Tech局を統括している早川くららさんに、教育観やプロジェクトリーダーに求めることなどを伺いました。広報・PRや代理店業務を行っている方はもちろん、他業種、学生の方にも読んでいただきたい記事となっていますので、是非最後までご覧ください。

早川くらら
大学院在学中、インターンとしてビルコムで働き、卒業と同時に正社員として入社。営業、コンサルタント、人事、新規事業の立ち上げ等を経験し、27歳で課長、30歳で部長に昇進。現在、取締役としてビルコムの経営に携わる。

失敗よりもチャレンジを尊重する環境

Q.プロジェクトリーダーに大事にしてほしいと思うことはありますか

常に「まだまだ」という感覚をもつことです。社会や生活者のインサイトは日々変化し、コミュニケーションの手法も変わっていきます。もちろんお客様の状況も変わっていくため、それらに適応するには常に新しいアイデアや考え方を吸収し続ける力が必要です。このくらいでいいやと思ってしまうのではなく、未熟な部分を認識し、成長の余地を感じることが重要だと思っています。
また、その変化に対応できるようにさまざまなスキルを身に着けることも怠らないでほしいと思います。ビルコムはPR会社として、企業と社会を結ぶコミュニケーションの役割を果たす会社です。そのため、ビジネスの基礎知識や文章力などはもちろん、広報としてのテクニカルスキル、マーケティング領域の知識、ビジネススキル、リーダーシップなどの習得すべきスキルは多岐にわたります。さらにプロジェクトリーダーは、チームメンバーの能力を最大限に引き出す必要があるため、管理職であるか否かに関わらず、チーム運営やプロジェクト進行管理のスキルが求められます。

Q.スキルはどのようにして身に着けられますか

スキルを習得する上で最も重要なのは「経験」です。書籍を読むことや他人の話を聞くことも重要ですが、自ら考え提案し、試行錯誤を繰り返すことによってスキルは向上します。ビルコムではトレーニング制度や知識を共有する環境が整っていますが、その学びを自身のものとし、実務でどのように活用するかが鍵となります。自己啓発が難しい場合は、自身がリーダーやチームのリーダーシップを発揮し、提案する立場に立つことを考えてみると良いでしょう。また、小さな仕事でも自分の責任で取り組む姿勢を持つことも重要です。ビルコムは、失敗よりもチャレンジを尊重しており、チャレンジした結果であれば、お客様も納得してくださり、それにより信頼関係が深まることもこれまでも何度もありました。

Q.教育面で気を付けていることはありますか

教育においては、口出しをし過ぎないことですね。会社としては、個々の成長を尊重し、自立した人材を育てることを目指しています。細かな指示よりも、資料やプロジェクトに対するフィードバックを通じてサポートしています。万が一のトラブルにも、しっかりと支援する体制が整っていますので、新たな試みに安心して取り組んでいただきたいです。成長の過程は多様であり、他者と比較せずに、その人に適した学びの機会を提供し、個々を大切にする姿勢でメンバーの成長を見ています。

プロジェクトリーダーは会社や社会を動かす

Q.成長が早い人の特徴はありますか

失敗やご指摘を次に生かせる人ですかね。経験の量よりも、各経験から得られる教訓を大切にし、次のステップに生かすことが重要です。

Q.プロジェクトリーダーに期待することはありますか

お客様の期待に最大限に応えることです。お客様からの信頼を第一に考え、予算や制約条件の中で提案を行う際にも、お客様がどのような成果に喜びを感じるかを常に意識してほしいですね。自信をもって提案しても、反響が薄いことや改善が必要な場面もあるかもしれません。しかしそこで諦めずに、お客様のニーズをさらに深く理解することに努め、メンバーのやる気を引き出しながら期待に応えるまで取り組む姿勢が重要です。最後までやりきる姿勢で取り組めば、お客様からも信頼されるはずです。

Q.どのような人にプロジェクトリーダーになってほしいですか

ビルコムの方針に真摯にコミットメントしてくださる方。会社や社会を変えていきたいという意欲をもち、ビルコムの掲げる共感し、共に努力するメンバーの違いを尊重し、大勢を巻き込んで業務を回していける方に活躍してほしいですね。

”飽き性”は長所になる

Q.これからプロジェクトリーダーを目指す若手にひと言

今から自分をプロジェクトリーダーとして捉え、行動しましょう。心の中でリーダーのポジションをイメージしてみることをおすすめします。待つのではなく、自分ならどのように行動するかを考えながら、日々の仕事に取り組んでみてください。

Q.どんな方にビルコムに来てほしいですか

良い意味で”飽きっぽい”方ですね。BtoCやBtoBといった異なる業界のお客様が存在するため、様々な分野に興味を持ち、新しいことにチャレンジすることを厭わない方が適しています。また、ビルコムは基本的に直接取引が多いため、お客様とのダイレクトなコミュニケーションや複数のプロジェクトを同時に進めることに楽しさを感じる方にぜひお越しいただきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
ビルコムでは、一緒に事業をドライブしていける仲間を募集しています。一緒に「見えるPR」の実現に邁進しましょう！詳しくは採用HPをご覧ください。

採用情報 | ビルコム株式会社 | PR会社

他にも、様々なメンバーが働いています！