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時間と場所を限定すれば落ちこぼれにも活躍のチャンスがある

世の中には優秀な人がいくらでもいて、何をするにもスペシャリストがいて、自分の出番は一体どこにあるんだろう?なんて思うことがしょっちゅうあります。

私が落ちこぼれ過ぎなのもありますが、落ちこぼれなのは変えられません(笑)。というわけで、落ちこぼれでもチャンスを得る方法について考えてみました。

優秀な人はあふれている

まず最初に断っておきますと、世の中は上を見ればキリがないです。スキル、経験、実績、知名度で自分を上回る人はいくらでもいます。残念ながらこれが現実です。

そしてスキル、経験、実績、知名度が高い人ほど仕事を依頼されやすいです。

どんなに優秀な人でも時間と労力は有限

時間は有限

業界内で一番腕がいいと言われる人であっても、1日は24時間ですし、寝ずに働くのは無理です。休日だって必要です。

しかし仕事はどんなに優秀な人でも時間がかかります。優秀な人ほど生産性が高いから、仕事にかかる時間は短くなりますが、それでも時間がかかることに変わりないです。

つまりどんなに優秀な人であっても時間の制約があるのです。だから受けられる仕事の量に限度があります。

労力も有限

労力も有限です。仕事をすれば当然疲れます。だから24時間働き続けるのは無理です。毎日仕事をすれば疲労が溜まるので、休日も必要です。ときにはまとまった長期休みだってほしいはずです。

つまりどんなに優秀な人でも労力にも制約があるのです。

職場で考える

どんな職場にも主力級の人がいると思います。そしてそういう人には優先的に仕事が回ってくると思います。

この仕事をやってみたいと思っても、「お前経験ないじゃん。当たり前だけど経験ある人に依頼するよ。」と言われてしまったりします(私の実体験)。

でも人手不足な職場、例えば小さい会社や急成長中の会社、離職率の高い業界(ITや介護など)なら、スキルや経験が高くなくても難易度が高い仕事が回ってきやすいです。ベンチャーでキャリアを積むメリットはここにあります。いずれも人手に対して仕事量が多い場合の話です。

ちなみに離職率の高い業界と書きましたが、離職率が業界の標準を超える会社には要注意です。業界標準よりも会社の離職率が高いようであれば、会社に問題があります。

身の周りで応用してみる

知ってる人の中で詳しい人であることに意味がある

ここまで書いてきたことから、優秀な人の手が空いてなければ、そこそこの人にも仕事が回ってくると考えられます。ここからさらに場所で絞り込んでいきます。

例えば友達の中でPCに詳しいのがAさんだけだとしましょう。そしたらPCのことはAさんに聞くと思います。

でもAさんが世の中で一番詳しいわけじゃないです。全国どころか県とか市で一番になるのも簡単じゃないです。むしろ身の周りに県でも市でも一番の人がいたら驚きです。町とか村レベルなら可能性があるかもしれませんが。

ここで重要なことは、特定のネットワークやコミュニティ内で一番詳しいということです。もう一つ加えるなら、連絡のつきやすさや交流の場への参加率です。

全国や県内で一番詳しい人を探すのは困難ですし、そもそも誰が一番詳しいかも解らないでしょう。もし見つけてもそういう人は依頼が沢山入っていたり、依頼料が高かったりします。

詳しさよりも依頼しやすさ

もしAさんが仲間内で一番詳しくても、いつも予定が入っているとか、仲間内の集まりにはたまにしか来なかったら、相談や依頼はされにくいでしょう。

ここでAさんほどじゃないけど詳しいBさんという人がいるとします。Aさんは仲間内の集まりにたまにしか来ないし、予定がいつも入っていて中々依頼しにくいけど、Bさんは仲間内の集まりによく来るし、予定の調整もしてくれやすいとします。

すると仲間内ではBさんに一番依頼が集まるのではないでしょうか?実際に私も趣味の写真で活躍するチャンスが出てきました。

もちろんもっと写真が上手い人はいるのですが、仲間内で活動への参加率が高い人の中で写真をよく撮っているのが私だからです。これも場所を限定した例ですね。

終わりに

時間や場所を限定すれば、平凡でも落ちこぼれでも依頼されるチャンスがあるんじゃないかと気付きました。プロボノのようなNPOの支援は特にそうだと思います。優秀なら有償の仕事をしますし、NPOなどは人もお金も足りてないですから。

時間と場所を限定するという方法は、もっと使いどころを考えてみたいと思います。そしてチャンスを獲得できるようにしたいです。

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