クリエイティビティを高めるメリットについて考える
近年は新しいものを生み出さなければとか、VUCAなどと言われるようになって、クリエイティビティの必要性が高まったように感じます。
ところでクリエイティビティを高めるとどんなメリットがあるのでしょうか。今回はそれをちょっと考えてみました。
クリエイティビティの定義
まずは前提条件としてクリエイティビティの定義が必要です。
一般的なイメージでいくと、今までにないモノや方法を考える能力といったところでしょう。
でもこれだと抽象的な感じがします。もうちょっと具体的にすると、発想が広い、発想が柔軟、斬新なことを思いつく、上手い方法を思いつく、他人が思いつかないことを思いつくなどでしょう。
一言でいうと発想が豊かであるといったところですね。
この記事でも発想の豊かさをクリエイティビティとして話を進めていきます。
クリエイティビティが必要な仕事
先に結論を言ってしまうと、多くの仕事でクリエイティビティは有効です。
企画職とかエンジニア、クリエイターくらいじゃないのか?と思うかもしれません。
確かにそれらの仕事ではクリエイティビティが役立ちます。企画職は新しいものやサービス、方法を生み出すのが仕事ですので、まさしくクリエイティビティがものをいう仕事です。
エンジニアもいい設計や方式を考える上でクリエイティビティが役立つでしょう。Gショックのように、結構無茶な要件を実現した製品だってありますから。あれは発想とか閃きがないとできない製品でしょう。
クリエイターは言わずもがなですね。正解がない中、無数に考えられる表現の中から適切な表現を模索していく必要がありますから。
しかしクリエイティビティは企画や設計でしか役に立たないのではありません。問題解決や仕事のやり方の創意工夫などにも役立つのです。
仕事においては問題は次々に発生します。過去に類似の例があれば、そのときのやり方が参考になります。しかし見慣れない問題や難解な問題だって起きるはずです。
そんなときに発想が豊かであったり、柔軟あるいは斬新な発想ができたりすると、より良い解決方法を思いつく可能性があります。あるいは素早く解決方法を思いつく可能性もあります。
またどんな仕事でもやり方を改善したり工夫したりすれば効率が上がります。改善方法や工夫を考える上でも、クリエイティビティが高い方がいいアイディアを思いつきやすいでしょう。
こう考えると、どんな仕事でもクリエイティビティが高いとメリットがあります。
プライベートでもクリエイティビティは役立つ
仕事だけでなくプライベートでもクリエイティビティは役立ちます。
料理、家具の配置、家事の省力化などのアイディアを考えるのに役立ちます。時短料理とか手軽に作れる料理などは工夫が必要です。家具の配置や家事の省力化なども工夫やいいアイディアが必要です。
ならばいいアイディアを出しやすい方がいいのです。
また旅行やイベントなどの企画にもクリエイティビティは役立ちます。いいアイディアを出せる方が、いいイベントを考えられるであろうことは言うまでもないでしょう。
もちろんプライベートでも問題は起きますので、そんなときにもクリエイティビティは役立ちます。
クリエイティビティを高める方法
ここまでクリエイティビティを高めるメリットについて書いてきました。
次は肝心のクリエイティビティを高める方法です。散々メリットを書いておいて、特別な才能がある人にしかできませんでは意味がないです。
クリエイティビティはセンスと思われがちですが違います。スキルですので、訓練によって高められます。
高める方法は色々あると思います。しかし書籍はそんなに多くないと感じています。
そんなわけで、自分が今までデザイン書や作曲本を読んできたことから、クリエイターたちがやっていることを形式知にした方法を紹介することにしました。方法ですので、真似すればできます。
クリエイターすなわちクリエイティビティが高い人たちの考え方ややり方を真似すれば、より速く、より良いアイディアを出せるようになるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
終わりに
本文にも書きましたが、発想が豊かであることや、創意工夫が得意なことは、色々な問題の解決に役立ちます。企画でも役立つので、自分で何か作ったり、イベントを企画したりするのにも役立ちます。
よってクリエイティビティを高めることは人生を豊かにするのではないかと思います。
もしクリエイティビティに興味を持ったら、センスなどという言葉に惑わされず、クリエイティビティを身に付けてみてください。
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