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【読書】デザイン力の基本|77のルールでデザインを学習

またしてもデザイン書を読みました。今度は非デザイナーが主なターゲットの本です。デザインのコツを77のルールとしてまとめた本です。

デザインを学びたい初心者にお勧めの本でした。著者はセミナー講師もやっているようで、とっても丁寧で解りやすい本でした。

それでは振り返ってみましょう。


ダメなデザインを洗い出す

いいデザインを考えるのは難しいです。いいアイディアなんて簡単に出てきませんし、アイディアを形にしてみても微妙ということはよくあります。

さらにはアイディアが良かったとしても、そこからさらに付け足したり組み合わせたり、不要なものを引いたり、あるいはもっといいものに置き換えたりと、常に修正を繰り返す必要があります。

アイディアを出すのは悩ましいのです。

しかし本書を読んで意外な方法を知りました。ダメなデザインを先に洗い出すというのです。「こうはなりたくない」を全部書き出すというのです。

ダメなデザインというのは、例えば伝えたいことや伝えたいターゲットのイメージに合わないデザインや、ゴチャゴチャしすぎて読めない、あるいは読む気にならないデザインなどです。

これやったら違うよねというデザインを洗い出し、方向性を先に絞り込むのですね。

目的地に辿り着くことに例えると、例えば観光スポットに行きたいとして、どうやら方角は西じゃないらしいと解ったとします。そうなると東、南、北に絞られるわけです。

外れを洗い出せば、正解が絞れてきます。消去法でアイディアを絞り込めとは考えもしませんでした。

次に何か作るときに試してみたいです。

キースライドを作る

資料作りの賞で、キースライドというものが出てきます。

キースライドとはインパクトがあるビジュアルでイメージを伝えるスライドです。

文章による解説ではなく、インパクトのある1枚のビジュアルで伝えるのです。

これは難しいですね。できたらYouTubeのサムネにも応用できるんじゃないでしょうか?カッコいいプレゼン資料も作れそうです。

すぐにできるようになるものでもないでしょうから、何度か作って練習する必要がありますね。

また一番伝えたいことを一言で表す必要もありそうです。表現は文字や数字でも、写真でも、イラストでもいいのでしょうけど。

重要なものはスペースを空ける

スペースが空いているものは重要なものということも意識したいなと思いました。

ロゴやマークは周りにスペースを空けます。高級ブランドのデザインはゆったりとスペースを空けることで、ゆとり感を出しています。

私はついつい要素を多く詰め込みたがる癖があります。賑やかな方が好きなタイプだからかもしれません。しかしそれではゴチャゴチャしてしまいますね。

終わりに

デザイン書を色々読んでみると、入門書もありますし、非デザイナー向けの本もあります。本書はまさしく非デザイナーでも読める入門書です。

デザインを学んでみようかなと思う方は本書を読んでみてはいかがでしょうか?

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