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新人がパワハラ上司を劇的に変える方法


今回の記事で伝えたいことは、上司がパワハラ気質かな?と思った時は、
適切に対応すれば変えられるよ。という事です。

あくまで一事例ですが、自分が上手くいった方法を共有させていただきます。

上司に適切なFBすれば、変わっていったよという話

この動画の上司が基準

パワハラを受け続けていると忘れがちなのですが、基本的に上司はパワハラをしません。感覚が麻痺した方は、下記動画をご覧ください。

構成労働省HPより パワハラにならない叱り方
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/movie/3-3

良い上司…という感じです。ほんわかします。
私はこの動画を見て、忘れていた上司像を思い出しました。
基本こういう上司ならパワハラという問題が起きることはありません。
まずは、自分の上司とどこが違うか比較しましょう。

問題は、新人起点で考える。

私はパワハラ気質の上司とうまくいっていなかったとき、相性が悪いなと考えていました。
「もうすぐ転職するから、半年我慢して適当に受け流そう」と考えていたのですが、そんな時に後輩から「●●さん(上司)のパワハラがキツイので、会社を辞めようか悩んでいます」と相談を受けたことがありました。

その時に初めて、相性ではなく、上司に問題があるのでは?と考えるようになりました。この負のループを止められるのは俺しかいない!という気持ちで組織の問題解決方法について調べ始めました。

まっさらな新人の状態を見れば、問題かどうかが判断できる

質問責任の風土がないと、パワハラが横行する


チームメンバーにヒアリングする中で、上司の指摘の仕方がきついという問題がありました。
しかし誰も指摘していないことが判明しました。
そういうチームで成長すると、自分が管理職になったときにも同じように指導してしまうのです。
負のループです。


モヤっとしたら質問をするべき。とサイボウズ式の記事にも紹介されていました。

「説明責任」と同時に、「質問責任」がある

「会社でモヤモヤしたことを言いづらい……」とためらっていたら、同僚に一喝されてしまった
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m005313.html

めちゃくちゃ良い記事なので、お時間があるときにぜひお読みください。

直接上司に言えない時は、外部を巻き込もう

自分のチームでパワハラ文化が醸成されてしまうと、味方になってくれる先輩メンバーがいません。
だからこそ、周囲のチームをいかに巻き込むかが重要になります。

①②③という順番が重要

手順としては、下記です。

①まずは心理的安全性がある、別チームのお母さん的ポジションに相談します。
ポイントは、自分の組織の後輩が上司のパワハラでやめたいと言っていて…。という感じです。
できるだけ主観は交えずに、事実だけを伝えてアドバイスを求めましょう。

②別組織の時期管理職に相談する

①に相談をしていることで、この問題に介在することがアピールチャンスになります。
できれば気のいいお兄さん的なキャラの人だとベストです。

③上記の工程を踏まえた上で、自分の組織の上司にFBする。
ここまでくれば、後ろ盾ができた状態になります。
正直に良くない部分を伝えていきましょう。

勇気を出してFB→上司が変わった

自分の組織の上司にFBをするのは、当時めちゃくちゃ勇気が必要だったことを覚えています。(笑)


自分のためではなければ、強く言える性格だった

「指導の仕方に対して、後輩からこういう意見が出ています。この言い方はやめてください」と具体的な事例をまとめて伝えることができました。

上司はFBに対して、かなり驚いていた様子でした。
トップダウン式の組織だと、若手から指摘される経験がほとんどないです。

若手だからこそ、上に意見をすること自体に価値があります。
その後、上司⇔新人への接し方が劇的に変わりました。

まとめ

最初からパワハラのない組織で働くことが一番ベストです。

過去にうまくいった改善ケースをお伝えしましたが、外部に味方を見つけることができたなど、非常に運が良かったと思います。

また、新人でも受動的なだけでなく、上司に対して鏡のようにFBできる存在になることが重要ですよね。これからも意識していこうと思います。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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